相変わらず混沌としているようだ。
順当に河野さんが勝ちそうに思えたが、
それほど楽でもなさそうだ。
河野さんとすれば、安倍さん、麻生さんの
支持を取り付けるのが普通だったが、
キャラが強いので支持が得られず、
また、無理にそれをすると、世代交代に逆行するので、
やりにくいということもあったと思う。
そこで、石破さん、小泉さんと組んだのだが、
これもまた、逆効果だったかもしれない。
その間隙を突いたのが高市さんで、
自民党内の保守本流である
安倍さんの「美しい日本」を継承した
「美しく強い日本」を基調として打ち出し、
その支持を背景に勢力を伸ばしている。
討論会や対話での、自分の頭でしっかり考えている
ように見える発言も、
ネット等で評価されているようだ。
安倍さん(や森さん?)が背後にいることは、
本来はマイナス要因のはずだが、
意外にそれほどでもない感じなのは、
どうしてなのだろうか?
安倍・麻生 → 二階・菅
と一度振れているために、
元に戻ることにそれほど抵抗が
無いのだろうか?
元来、自民党は保守党なので、
一般的な国民の感じ方とは
すこし違うのは自然かもしれない。
終盤にきて、追いかける立場なのも有利な面はある。
逆に、河野さんは、ピークを早く作り過ぎたかもしれない。
石破さんとの連合は、投票日にあわせて、
ぎりぎりのところで出せたほうが、
良かったのではないだろうか?
高市さんが勝利すれば、
女性首相が誕生することになる。
奇しくも、先進国で唯一の女性首相だった
メルケルさんの引退にあわせて、
それに代わる女性リーダーが生まれることは
Diversity の観点からはプラスだろう。
さて、どうなるのか、行方を見守りたい。
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