日々の寝言~Daily Nonsense~

弱い自我

自我が弱い。

欲求が少ないので、
客観的に状況を眺められる、など
よい面もあるのだが、
行動力に欠ける、など
マイナス面も大きい。

特に、最近のように、
ある種の「突破力」や「けもの道力」が
必要になっている状況では、
なかなか生きにくい。

さらに悪いのは、
弱い自我に限って、
周囲にシールドを張り巡らすことだ。
ATフィールド・・・

弱いからしかたないのだが、
これをしていると、自分の弱さを認めて、
弱いもの同士共感し、連帯してゆくという方向に
行けなくなってしまう。

強いものは、必要に応じて
強いもの同士でつるんで、
さらなる強さを志向する。

弱いもの同士が、連帯しあう
のも自然なことだ。

自分の弱さを直視せずに、
いつまでも強さに憧れている
弱いものが、一番危険だ。

弱いこと自体は、悪いことではない。
一定の割合で強い人と弱い人が生まれる、
というだけのことだ。

強い人も、事故など、なにかのきっかけで
弱くなってしまうこともある。

医者、作家、療法士、などなど、
弱さへの共感が必要な職業も多い。

結局は、自分の特性を認識して、
それをうまく活かすように、
なんとかやってゆくしかないのだ。
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