日々の寝言~Daily Nonsense~

グレート・ギャツビー

村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」

最初のほうでちょっと難儀したが、
文体に慣れた後は一気に読めた。

これは、一義的には、語られている物語や思想よりも
フィッツジェラルドの小説技術を味わうための作品だ。

ひとつひとつの単語がもたらす、
計算された、あるいは計算し尽くせない効果。

そして、その積み重ねが作り出す
作品全体の美しさ。

それでも、ギャツビーとは何者か?
はやはり気になる。

何年かしたら、
また読み返してみたい。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事