日々の寝言~Daily Nonsense~

本の片付け(2)

本棚の片付けをして、
並んだ本を眺めていると、
改めて、自分の情報に対する嗜好、
偏り方が見えてくる。

だいぶ昔に、斎藤学さんが、
偏愛マップ、ということを言っていたが、
まさにそれだ。

並んでいる本は大きく、

1)漫画、コミックス
2)詩、小説、文学、ノンフィクションなどの読み物
3)ハウツー本、スポーツ本、旅行ガイドなど
4)数学、物理関係
5)生物、認知科学、情報科学関係
6)哲学関係
7)音楽、絵画、映画関係
8)美術書、写真集

くらいに分けられる。

それぞれのエリアで、捨てられずに
生き残っている主なものを適当に並べると、

1)漫画
・風の谷のナウシカ
・PLUTO
・ポーの一族
・ガラスの仮面
・小さなお茶会

2)小説、文学
・夏目漱石
・ルイス・キャロル
・宮澤賢治
・福永武彦
・三島由紀夫
・石川淳
・片岡義男
・ハインライン
・クラーク
・オーソン・スコット・カード
・村上春樹
・カズオ・イシグロ

3)ハウツー本
・最強将棋塾シリーズなど
・堀内昌一「もっと上達するテニス」
・ガルウェイ「インナーゲーム」
・小山裕史「新トレーニング革命」
・「地球の歩き方」あれこれ
・あっち系の本

4)数学、物理関係
・ゾンマーフェルト物理学
・現代物理学の基礎
・朝永振一郎「量子力学」
・ディラック「量子力学」
・ディラック「一般相対性理論」
・ワイル「時間・空間・物質」
・岩波講座「基礎数学」
・彌永・小平「現代数学概説 I」
・小針「確率・統計入門」

5)生物、認知科学、情報科学関係
・柴谷篤弘「発生現象の細胞社会学」
・ハーケン「シナジェティックス」
・プリゴジン「散逸構造」
・エックルズ「脳」
・伊藤正男「脳の設計図」
・ルーメルハート「人間の情報処理」
・岩波講座「情報科学」
・ウィーナー「サイバネティクス」
・ソシュール「一般言語学講義」
・ジャッケンドフ「言語の基盤」
・ワソー「統語論入門」

6)哲学関係
・増谷文雄「仏陀」
・ベイトソン「精神の生態学」
・ローレンツ「人間性の解体」
・ハイゼンベルグ「部分と全体」
・ドゥルーズ「リゾーム」
・渡辺慧「時」
・渡辺一夫「寛容について」
・大森荘蔵「知識と学問の構造」
・井筒俊彦「意識の形而上学」
・神谷美恵子「生きがいについて」
・佐藤俊樹「近代・組織・資本主義」
・エピステーメー

7)音楽、絵画、映画関係
・大作曲家の生涯
・ファセット「バルトーク晩年の悲劇」
・ウムバッハ「チェリビダッケ」
・武満徹「ひとつの音に世界を聴く」
・クセナキス「音楽と建築」
・武満徹「夢の引用」
・大林宜彦「A MOVIE」
・リュミエール

8)美術書、写真集
・長谷川等伯
・菱田春草
・ウフツィ美術館
・ルーブル美術館
・フェルメール
・ルソー
・ルノワール
・セザンヌ
・モネ
・ピカソ
・ニコラ・ド・スタール
・佐伯祐三
・小磯良平
・アンセル・アダムス

雑食だなぁ・・・
ここから何が読み取れるのだろうか?

浅く広く、そのときどきの流行りに
流されてきた、ということ?
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