３０００本安打への道

「僕は一本増えたと思うけど、
見ている人は一本減ったと思う。
そこが絶対的に違う。」

羽生さんの１０００勝もそうだが、
イチローにとって、３０００本安打というのは
通過点にすぎない。

いつもながらかっこよすぎるが、
十分に高いレベルに行ってしまうと、
つまらない目標などというものは不用で、
むしろ邪魔になる、ということなのだろう。

美空ひばりの有名な座右の銘
「今日の我れに明日は勝つ」
というのもあった。

日々の進歩の積み重ねのみが、
３０００本安打への道である、と。

３０００本安打や１０００勝は無理だが、
こうした態度くらいは真似したいものだ。