落語家の柳家小三治。
落語はあまり聴かないが、
この人のはあまり好きではなかった。
どうも気取っているというか、
気難しい感じがしてしまって・・・
本人も、落語家にはまじめ過ぎる、
と言っていた。
しかし、その生真面目さを突き詰めて、
今や、孤高の名人として
円熟した芸を見せているという。
画面からも、まじめに、一途に
突き詰めてきた人だけが持つ迫力を
感じることができた。
素晴らしい。
性格は変えられない。
しかし、その性格をどう活かすかには、
工夫・苦労の余地がある、
というようなことを、
どこかで聴いたような気がする。
今、目の前にある課題
今日の自分を乗り越えてゆくことに懸命で、
自分がプロフェッショナルだとか、
プロフェッショナルとは何かだとか、
そんなことは考えられない。
それこそが、プロフェッショナルだと思う。
いかにも落語家らしい言葉だ。
最新の画像もっと見る
最近の「アート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事