”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

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『 プログラムの翻案権 』 実務で大事

2011-06-14 06:17:00 | 知財経営セミナー
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『 プログラムの翻案権 』 実務で大事

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、東京農工大学大学院で授業を行う予定です。

昨日(6月13日)のセミナーで出た質問です。


▲セミナー風景 photo by R. S. thanks


プログラム作成の依頼先から、プログラム著作権の譲渡を受けました。

契約書には、「著作権の譲渡」なる文言があるが、これでは不十分か ?

そういう趣旨のお尋ねでした。

結論は、特約がなければプログラムの翻案権までは、移転しない、ということです。

プログラムの翻案とは、既存のプログラムの基本的な筋、仕組等に変更を加えず、表現を変えて新たなプログラムを創作することです。

同一人物が洋服だけを替えたようなもの。

契約書に、「翻案権も含む」なる文言が少なくとも欲しいですね。

実務ではとても大事です。

今日もお読みいただき有難うございます。

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