「どん兵衛」がうどんチェーン？

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「どん兵衛」がうどんチェーン？

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

「どん兵衛」という店名を使っていたうどんチェーンが、これを訴えた日進食品と和解しました（朝日新聞11月20日）。

店名を「安兵衛」か「荻之家」に変えるそうです。

日清の「どん兵衛」の発売は1976年。

これに対し、うどんチェーン側は、1981年ごろから中国地方を中心に使いだしました。

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記事によれば、同チェーン側の反論は「日清ブランドを借りたのではない」とのこと。

自分達はそのつもりでなかったかもしれないが、他人はそうは思いませんよね。


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商標法は「知らなかった」「そのつもりでなかった」が通らないようにできています。

「過失の推定」というのがそれです。

よほどのことが無い限り、その商標権の侵害について「過失」があったことにされます。

店名や商品名などを決めるときは、予め弁理士の意見を聞いておくことをお勧めします。

転ばぬ先の杖です。

今日もお読みいただき有難うございます。

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