”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

葵の御紋の取消 水戸の黄門様もビックリ!

2017-03-05 11:55:12 | 事業戦略と知的財産マネジメント

この続きは、こちら 知財コミュニケーション研究所

葵の御紋の取消 水戸の黄門様もビックリ!




知財コミュニケーターの新井信昭です。


水戸の黄門様もビックリ!

だったかどうか知りませんが、

茨城のイベント会社の葵の御紋の登録について

特許庁から、

登録を取り消す 』 という御達しが発せられました。

記事はこちらです


PPAP 』や『 プレミアムフライデー

などのパクリ商標に対して

世間の目が厳しいところ。


この 『 葵の御紋 』 出願も、パクリなの?


本当のことは分かりませんが、

わざと違った見方をしてみます。


2つのポイントがあります。


1.特許庁の吟味の基準が時代とともに変わる

  検索してみると分かりますが、
  
  過去にも葵の御紋によく似た商標が3件ほど登録されています。

  茨城のイベント会社と同じ会社ではないようですが、
  
  そのうち2005年に登録されたものは日本酒についての登録です。

  茨城のイベント会社は、過去にも登録になっているから大丈夫

  と思って出願したのかもしれませんね。

  

2.パクリ商標の出願のタイミングが違う


  『 PPAP 』や『 プレミアムフライデー 』 のときのように
 
  有名になったときや発表されたタイミングで

  抜け駆け出願されたものとは違いますよね。

  
取り消されちゃうことは仕方ない(?)としても、

PPAP 』や『 プレミアムフライデー 』 と

ごっちゃにしないで

冷静に見てみることも大事だと思いますよ。


今日もお読みいただき有難うございました。




レシピ公開 『 伊右衛 門』 と絶対秘密 『 コカ・コーラ 』、どっちが賢い?: 特許・知財の最新常識




ご購入はこちらです




知財コミュニケーション研究所へのお問い合わせは、次のホームページをご覧ください。

ホームページはこちらです














最新の画像もっと見る