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『弁理士法違反』 国家資格はなんのため?
NEC元部長が、弁理士法違反で書類送検されました(日経電子版4月5日)。
弁理士資格を持たず、商標の出願書類を作成したことが、その容疑。
この話とは無関係に、今日は、国家資格について考えます。
国家資格は何のためにある ?
クライアントから見た国家資格というものには二つの面がある、と私は考えています。
一つは、国家試験にパスしたことによる、必要最低限の知識とスキルを持っていることの証。
これは、一般に考えられていることです。
もう一つは、きわめて厳格な規範に縛られている、ということ。
規範を害すれば、一発で資格をはく奪され仕事を失います。
そこに、一種の信用保証機能が働きます。
だからこそ、クライアントの皆様に信頼していただけるのです。
これが、国家資格だと思います。
今日もお読みいただき有難うございます。