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『 和解でもアップルの勝ち ? 』 ノキアとの特許紛争
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です.
昨日(6月15日)のブログに続き、フィンランドのノキアとアメリカのアップルとの間の特許訴訟についてです。
ファイナンシャルタイムの分析が面白い(6月15日日経新聞)。
和解金を勝ち取ったノキアは、特許の上ではアップルに勝利したことになります。
同紙は、特許紛争で勝ったノキアのほうが、技術的に上である、と指摘。
確かにその通りですね。
ノキアはスマートで使い勝手の良い携帯電話を作れなかった、と同紙は分析。
商品コンセプトの優劣、というところでしょうか。
スマートフォンについてノキアは、技術で勝ってビジネスで負けた。
日本企業が停滞している理由とよく似ていますね。
技術一点張ではなく、コンセプト力を磨きユーザーの立場に立った開発を心がけなければなりません。
今日もお読みいただき有難うございます。