
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――
他社の特許技術を活用して「エコ住宅」
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
→「地球環境新聞」電子版はこちらです
2010年9月14日付け日本経済新聞埼玉版を引用します。
埼玉県東松山市の総合建設業「伊田テクノス」は「クリーンエコシステム」という高気密・高断熱+自然エネルギーの「エコ住宅」を建設・販売する予定です。
→「クリーンエコシステム」はこちらです
エコ住宅の技術は他者の特許技術ライセンスによって得ました。
特許権者は、東京・世田谷の「白岩工務所」。特許番号は特許第3944181号です。
この特許技術をテコにして現在1割に満たない同社の住宅事業を2割程度に引き上げることが目標、と記事は伝えています。
私は東京農工大学で「環境技術知財戦略論」を講義していますので、このような例に接するとその成功を願わずにおられません。
本件から学ぶべきことは次の3点です。
■過度な自前主義に陥らず他社の技術を導入することは、技術開発のリスクを軽減し時間の節約にもなる。
■導入技術が特許されていることから、競業業者が出てくる可能性が低い。
■特許技術であることを前面に出すことにより、顧客のイメージがよくなり信頼を得やすい。
→ 「お客様の声」はこちらです
中小企業・零細企業に携わる皆様。本件は、知的財産を活用した経営革新の好例の一つといえましょう。
今日もお読みいただき有難うございました。
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▲東京のJR田町駅前で毎年催される「音楽の夕べ」 photo by 新井信昭

▲音楽は私の大好きなJAZZ 生ビールは300円 photo by 新井信昭
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