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「経営学」は教えられるが「経営」は教えられない
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
元総理大臣の故田中角栄氏は「『政治学』は教えられるが『政治』は教えられない」と言いました。
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教科書に書いてあることをその通りにやったからといって、政治ができるわけではない政治はそんな単純ではないよ、という趣旨であろうと私は理解しています。
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この解釈を私は「経営学」にも当てはめています。
「経営学」だけでは「経営」はできない、ことは事実。
が、「経営学」に精通している人としていない人とを比べると、知っている人のほうが「ポカ」が少ない、ことは間違いのないところ。
ところで、柳井正氏（ファーストレイテイリング会長兼社長）は、「経営はいわゆる『お勉強』ではない。『実効』である」と述べておられます（朝日新聞11月13日 be on Saturday）。
「お勉強」ではない、といっても「お勉強」は必要ない、ということではないと思います。
柳井市が「ドラッカー」の書籍を数多く、かつ、深く読んでおられることはとても有名な話。
しっかり「お勉強」するとともに「ありのままの現実」を見つめ、「お勉強」したことを現実に当てはめ必ずある「お勉強」した通りではない点を自分で考え答えを導き出す。
そして「実行」する。
そういう意味であると、私は考えます。
今日もお読みいただき有難うございました。
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