こんにちは。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
昨日、2015年1月31の記事の続きです。
「発明家が異例の勝訴 アップルに賠償命令」なる記事に書かれている「書類不備」とは何のことでしょうか。
→ 詳細はこちらです
官庁に出す書類に何か足りないことのように読めます。
税務書類に証拠となる領収書が付いていないようなニュアンス。
これは、書類不備より、明細書・図面と特許請求の範囲の間に記載不一致があった、に近い内容です。
出願時の書類「全体」にはちゃんと書いてあったのですが、特許請求の範囲に十分に反映していなかった、と捉えるべきです。
書類不備だと、あたかも最初からなかったように聞こえますが、そうではないのです。
そうではないからこそ、2月1日の記事に書いた分割出願が行われ、それが合法と認められて特許となったわけです。
では、なんで不一致が起きるんだ?
それは、次の機会にご説明しましょう。
今日もお読みいただき有難うございました。
昨日、2015年1月31の記事の続きです。
「発明家が異例の勝訴 アップルに賠償命令」なる記事に書かれている「書類不備」とは何のことでしょうか。
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官庁に出す書類に何か足りないことのように読めます。
税務書類に証拠となる領収書が付いていないようなニュアンス。
これは、書類不備より、明細書・図面と特許請求の範囲の間に記載不一致があった、に近い内容です。
出願時の書類「全体」にはちゃんと書いてあったのですが、特許請求の範囲に十分に反映していなかった、と捉えるべきです。
書類不備だと、あたかも最初からなかったように聞こえますが、そうではないのです。
そうではないからこそ、2月1日の記事に書いた分割出願が行われ、それが合法と認められて特許となったわけです。
では、なんで不一致が起きるんだ?
それは、次の機会にご説明しましょう。
今日もお読みいただき有難うございました。