
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――
ソニーが「クラウド」方式で音楽配信
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
ソニーは、自社の端末である液晶テレビ「ブラビア」、ブルーレイディスクプレーヤー、ゲーム機「プレイステーション3」、パソコン「バイオ」を通して音楽配信するサービスを年内に開始する計画です(時事通信 9月2日)。
配信の方式は「クラウド方式」。
音楽配信でトップを走るアップルに対抗するのが狙い。
アップルは、iTunesというサービスと、iPod,iPhone,iPadというモノ組み合わせて相乗効果を上げています。
→「地球環境新聞」電子版はこちらです
ソニーも、ソニー端末と音楽配信というモノとサービスの組み合わせによる相乗効果を上げようとしているものと思います。
つまり、ソニー端末を持っていれば音楽が聴ける、音楽が聴けるのであればソニー端末を買おう、という顧客の動き期待しているのでしょう。
これがスパイラル的に繰り返され、ソニー端末がより買われるようになり、また、音楽のダウンロード数も増える、ということになります。
音楽のダウンロードがユーザーによってシステム的に価格的にiTunes よりも優れているなら、ユーザーの心を惹きつけることができましょう。
→ 「お客様の声」はこちらです
この事例から学ぶべきことは、次の2点です。
■サービスとモノを組み合わせて相乗効果を狙う。一方が売れれば他方も売れる、他方が売れれば一方も売れる、という効果を考えてサービスとモノを開発。もしくは、現在販売しているサービスまたはモノと相乗効果が生まれるモノまはたサービスを開発する。
■相乗効果が生まれるような仕掛けをつくる。思わず買いたくなるような状況を作る、ということです。
今日もお読みいただき有難うございました。

▲40年近く前に愛用していたソニーラジオ photo by 新井信昭
↓ブログランキングに参加しています。ご訪問時に1票お願いします

→ 知的財産活用の経営革新コンサルティング、講演/セミナー、産官学連携、知的財産の権利化等の支援についてのお問い合わせはこちらです
Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権は

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません