そろそろハロウィンの季節だ。街は、怪しい雰囲気でいっぱい。どうやらアメリカ人はクモが嫌いらしく、蜘蛛の巣を模した飾りが多い。ハロウィン後にまとめて写真を載せる予定だが、幾つか先に紹介する。ファミリーレストランには全幅1メートル以上というクモが二匹入り口の天井と受付の脇に待ち構えていた。近所の家も、幽霊や蜘蛛の巣でお化け屋敷のような風情。ただ、日本の怨念がこもったようなお化け屋敷ではなく、ゴーストバスターズに見られるようなどこか愛嬌のある幽霊である。スーパーに行くと等身大の人形が自分の頭を両手で持ち上げたり、箒が笑いながら自走していたり、クーポン券を発行する機会に目玉が着いていたりと、様々な工夫がなされている。
家は幽霊をテーマにしていないのでごく一般的に装飾する。玄関先とドライブウェイの脇に菊を並べて、カボチャはランタンにして階段に配置する予定。カボチャは日持ちしないので来週彫ることにする。カボチャを置くのは子供に対して Trick 'r treat にきても良いですよというお知らせをしていることになるので、当然、お菓子の準備が必要となる。近所のスーパーではお菓子詰め合わせが大量に売られている。
昔、自分のところに来ていた先生が9月に帰国するに当たって、家族だけは10月のハロウィン後に帰国するということになった。理由を尋ねると、子供達がハロウィンを楽しみにしているからという答えが返ってきた。札幌でももう雪が降ったのだろうか。