ソニーの凋落を象徴する事件が起きた。 ソニーの問題はシステムの欠陥ではなく、むしろその事後処理のまずさにあると言える。 その上規模と重大さの公表がさらに遅れるという失態までさらけ出した。 マイクロソフトや任天堂と激しく競り合っているさなかに起きたセキュリティー問題は大きなダメージとなる。 |
個人的には昔のソニーを尊敬しており、今でもいくつかソニー製品を利用している。 こうやって列挙してみると、日本のメーカーでは一番数が多いことが分かる。 新たな市場を開拓する気力も能力もないと思わせるソニーの動向は悲しいばかりだ。 |
誰が何を目的としてハッキングをするのだろうか? ハッカーとセキュリティー会社の戦いは熾烈だが、逆に利用者の良識を信頼して緩いセキュリティーを設定している会社もある。
他にもいろいろ方法があり、20件という記事数制限は事実上無いに等しい。 |
では有料新聞記事に対して利用者はどう反応するだろうか。 |
個人情報はもっと大切に扱うべきで、一つのサーバーに全ての情報を保存することはあり得ないはずだ。 先日のイプシロンのデータ漏出ではメールアドレスと名前だけで、パスワードやクレジットカード情報は無事だという。 その上、ユーザーに対する情報開示は迅速で、メールによる警告がすぐに配信された。 この2点だけでも事後処理の違いが際だつ。 ソニーにはもっと高い企業倫理を期待する。 |