野の花と生きものたち by みぃぷぅ

小さな野の花、昆虫たちの表情や営みを観察するのが好きです。

ゾウムシ ラッシュ!! 前編

2018-06-07 23:06:10 | 昆虫

久しぶりの投稿をします。みん花の皆さままた虫ですみません。虫が苦手な方、無理してコメントしなくていいですからね。お気遣いなく('◇')ゞ

最近、ゾウムシラッシュです。と言っても、初見が5種といつものお馴染みのゾウムシです。例によって枚数が多いので一度には出来ず、、、前編、後編に分けてアップします。前編は初見3種を。

 

カツオゾウムシ   甲虫目ゾウムシ科カツオゾウムシ亜科

この時、なんだこの朱色みたいなものは!?と思った。写真よりずっと鮮やかに感じた。そしてカメラを向けたら、、なまなまさんがよく見つけていて、私も出会いたいと常々思っていたカツオゾウムシ!! ミゾソバの葉っぱに乗っていた。

やっと会えたね~~~♡と感激! そりゃあ興奮しましたー(゚∀゚)

これボケボケですなぁ~(^^;)

 食べ物はタデ科の葉っぱ。1㎝くらいだった。

 

 

 

出て来たばかりは粉が付いてて、だんだん取れて黒くなるそう。上の写真粉が葉に付いてる。

                     ここまで2018/5/2撮影 市川市大町自然公園

 

もうかなり粉が取れちゃってる。              6/2撮影 場所は上と同じ

 

 

ナガカツオゾウムシ   甲虫目ゾウムシ科カツオゾウムシ亜科                        

なまなまさんがヨモギに居ると教えてくれてたので、ずっとずっとヨモギもジロジロ見ていた。去年と今年の虫シーズン。やっとヨモギで見つけた!たった1頭だけ。今年初見でこの時3度目の出会い。(←カツオゾウムシ3度目の出会いと言ってますが、、ナガカツオゾウムシの初見でした~!♪💦)

上と同じ個体だが写真によって色が違って見える。カツオゾウムシには色々な種類居るみたいだがまさか違う名前じゃあないよね~。。。? オオカツオゾウムシとか、アイノカツオゾウムシとかナガカツオゾウムシとか、、あるみたいだけど、、、(^^;) ヨモギにアイノカツオゾウムシが良く来ると書いてありますが、、、💦   (←ナガカツオゾウムシでした~💦💦)

                      この3枚6/5撮影 千葉市子和清水調整池付近

追記2018/6/27〉: この6/5の3枚(同一の1個体です)初めカツオゾウムシのくくりで一緒に投稿してましたが、名前を「ナガカツオゾウムシ」と入れました! 旅姿さんからナガカツオじゃない?と教えて頂きまして、改めて画像確認したら、体も細長いし、口吻も長くて、私も納得!! 体の色もズバリナガカツオですね、なんかカツオゾウムシとちょっと違う感じがした私は、大きくうなづきました~!! 最初の直感はあったのですが、、もっとよ~~く比べてみなきゃいけませんでした~  旅姿さん、ありがとうございました♪ またよろしくお願いしますね!<(_ _)>     

                                            

 

ハスジカツオゾウムシ   甲虫目ゾウムシ科カツオゾウムシ亜科

これはピンボケが多いんですが、何しろはにかみ屋さんで、、あまり追い詰められなかったけど、初見なので投稿しました。次に出会ったらきれいに撮るの課題とします!

 

 

 

1㎝弱くらいだった。川沿いのアジサイの葉っぱに居ました。調べても生息地が草原で、幼虫がヨモギやアザミを食べるとしか出てなく、成虫は?草の雑食か?次にきれいに撮るために出会うためにも成虫の食べ物が知りたいのに。。

川沿いの畑に猛烈な匂いの植物が! 花は可愛かった。咲き始めはピンク。

 

匂いからしてセロリの花かと思っていたが、調べたら、コリアンダー。パクチーとも言う。私はセロリ嫌いなのでそれ系は全く興味なく株の姿も関心なかった。花だけはとっても可愛い。

 

                       

そばに咲いてたニワゼキショウとヒメコバンソウ。  

                           2018/5/19撮影 千葉市花見川沿い

 

 

トホシオサゾウムシ   甲虫目オサゾウムシ科オサゾウムシ亜科

この子はなんだかとっても可愛かった。雑木林の縁のアカメガシワの葉っぱに居た。だあれも居ない道端でアカメガシワの綺麗な葉っぱの緑に映えていた。初めて見る赤い虫がちょこんと。カメラを向けたらやっぱりゾウムシの特徴の口吻が! 逃げようともしないし、ポロリも(疑死)しないでずっといい子に撮らせてくれた♪ 初見だからって喜んでいい気になって写真撮ろうとするとすぐポロリなのが多くて、本当に慎重になる。でも、私の心配をよそにほとんど動かなかった。

7㎜くらいだった。口吻入れず頭からお尻まで。

 

 

 

触角の先が四角に見える。(笑) ↓の写真は普通の形だけど。

 

 

お食事に集中していたようです。調べたらアカメガシワを食べるとは特に書いてなくて、クヌギ、ツユクサ、草木の葉っぱとある。

 〈追記2018/10/14〉: アカメガシワのこの泉の様な穴は蜜腺というのだそうです。本日BABAさんのブログを見てわかりました! トホシオサゾウムシが開けた穴だと思ってました~^^;  蜜腺とは被子植物の、多量の糖を含む花蜜を分泌する腺。子房の基部など花の部分のほか、葉柄・托葉などにもみられる。蜜槽(みっそう)。(デジタル大辞泉より) なるほど!!

 

 

 

 シロコブゾウムシやオジロアシナガゾウムシなどは疑死が多いのでポロリと落ちるともう元もこうもなく1枚も撮れずに見送りとなるが、このゾウムシは飛んで逃げてしまうらしい。よく私に付き合ってくれたなぁと嬉しくなる。しかも初見で、ラッキーだった(*^^)v                                                                       

                               2018/5/27撮影 船橋市

 

5月はゾウムシの初見が続いて楽しかった~ が、まだ本当に出会いたいゾウムシには出会えてない。。いつになることやら、、

取りあえず5月~6月頭に出会えたゾウムシは後編へつづく。。