わんこもパニック事件から、なんとか失明を逃れられた珠緒さん。
その日から自宅での毎日の点眼ケアは、欠かせないものに。
難しいのが眼圧制御コントロール。
見えてる間は、基準内になるべく維持すること。
基準値オーバーにより、時間経過によっては視力を失う為。
点眼薬はキサラタンとトルソプト。
右眼の眼圧がなかなか安定せず、通常1日1回のキサラタンは、
珠の場合は1日3回。
左眼の場合は、一ヶ月様子を見て、眼圧はあがらなかったので
予防の為に1日1回の点眼。
眼圧測定をしながら、珠さんの眼圧維持ベストを調べました。
通常1日1回のキサラタン、、、の所を3回、、、。
慣れて眼圧のコントロールが、 出来なくなってしまう危惧もあったり。
病院でその危惧の可能性はあるとも言われました。
興奮は御法度・・・と。
興奮すると、眼圧が上がってしまうだとか~。
本当に上がりました。。。 じゃじゃ馬こと、お珠さん、、、興奮しないでね?
無理、無理T_T
運動も眼圧上がりますね~
病院で眼圧を測定せずとも、眼球の硬さ大きさ、瞳孔で分かります。
眼圧が上がると、眼球が硬くなります。 毛の上からの触れで確認できます。
平静時の充血でも分かるし、大丈夫な方の眼球を基準にしたりで対処を。
緑内障は治らず、生涯付き合う疾患が辛い点。
犬自身にも痛みやストレスがあるだろうし、 点眼薬1本も高価。
支給される病院や点眼の種類によって価格は異なりますが。
犬の痛みも相当なものだとか。
お珠の場合は、、、我慢強いです。
眼圧が50以上あろうが、眼を気にして掻く様子はなくショボショボしたり、
食欲がなくなる事は 一切ありませんでした。
ただ眼圧が高いなぁと思われるときは、寝てることが多かったです。
寝てるタイミングで眼圧が高いのだろうと判断したりも出来ました。
眼薬を嫌がる事もなく、病院も感心する程。
そんなお珠の様子に救われるのと同時に、飼い主は注意深く監視?
気をつけてあげないと知らぬ間にぶつけたりで、眼球がぼこんっと腫れたり。
痛がる様子は、眼圧上昇のひとつの合図でもありますが、、、 それすらもなく。
そういった辛い症状が表面化してるワンちゃんには、 点眼療法の他にレーザーや眼球摘出による外科療法などあります。
レーザー治療は詳しく調べると根治治療ではなく、 いずれ再発して長く持たないとか。。
もって半年だとか知るとね~。
眼球摘出にも二種類あり、摘出した後は瞼を縫い付ける方法と
わんこちゃんに合うサイズの義眼を入れる方法があります。
緑内障点眼薬代を、生涯を通じて算出してみる。
点眼薬の価格&眼圧検査代+通院代。
眼球摘出代金の方が、ずっとお財布に優しい。
珠緒の場合、キサラタンは月に3本ペースでした。1本4,500円前後です。
犬って、、、。体中ブルブルするしぐさをするでしょ?
濡れた時とか、風呂上がりとか~
珠め・・・眼薬をした直後に、すぐブルブル!
あぁ~~! 眼薬までブルブルで、弾け飛び散ってるやないか!
勿体無い~なんて、日常茶飯事。
効果が薄れたりしないだろか?みたいな。
話がそれてしまった。
失明しても緑内障の点眼は必要だし、犬の耐え難い苦痛を取り除く、
点眼薬での眼圧制御が不能など、状況次第では眼球摘出もまたひとつの選択肢。
お財布には易しくないけど珠自身は痛がる様子はなく、 食欲もモリモリだし
眼圧も点眼薬で、なんとかコントロール出来てるので、 発症から現在まで点眼薬のみで来てます。
苦悩はまだまだ続く・・・。
また次回に。
画像は緑内障発症してのh24.5.23 よく見ると緑内障の右眼の方が大きいです。
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