国母選手8位

スノーボードの国母選手が８位入賞で終わりました。
彼にとっては不本意だと思うが、８位は立派な成績だと思う。
服装で物議をかもした彼だが、
果敢に攻め、プロ根性は本物のようです。

彼のことはよく知らないが
悪いやつでは無さそうです。

今回の騒動で、彼が日本の面汚しをしたと
思っている人も多いでしょうが、
このように大騒ぎしたマスコミや日本国民全体も
少しやりすぎのような気がします。

服装の乱れ場何もバンクーバー空港で始まったわけではないでしょう。
ずっと選手団と一緒に行動していたわけで
その間は注意されていなかったと思います。
JOCもマスコミに指摘されてあわてて、
帰国させようとか乱暴な対応をしたように思えます。


出る杭はこれでもかというほど打たれる。


日本人の悪いところを世界に晒してしまったのは
かえって日本国民のほうかもしれません。

彼は人間的にもまだ未熟で、学ぶべきことは沢山あると思います。
今回のことで多くのことを学んだでしょう。
オリンピック代表として、自分の行動の及ぼす影響の大きさが
身にしみてわかったはずです。

ですが私たちも学ばなければいけないのは
彼は私たちの代表であり
私たちがサポートすべき存在です。
攻撃をすべき存在ではないのです。
マスコミも服装についてしつこく聞いていましたが
代表に対する敬意も示してほしいものです。

服装は服装で厳重注意すればいい。
それで帰国させようとしたり、母校の大学が応援を辞めたり
過剰反応するのはよくないところです。


今回は橋本聖子団長が冷静な対応をしてくれてよかったと思います。
きっと国母選手も、これ以上彼女に迷惑はかけられないと
心から思ったことでしょう。

完璧な人間なんて居ないし、人にはそれぞれ個性がある。
一つぐらい悪いとこがあって当たり前です。
その一つをとりあげて大騒ぎするのはよくありません。
いいとこはいい、悪いとこは悪いと
分けて冷静に考えて欲しいものです。