今年は政府主導でVISIT JAPAN YEAR 2010というものが開催されていますが
このキャンペーンはどうなのかなぁと見守っています。
メディアとかの露出が増えるのはよいのですが
実際現場でお客様に触れている通訳案内士のは
何が起こっているかさっぱり伝わって来ないというのが実感です。
ガイドの宣伝力というのは結構あって
信頼を得たガイドがこれはいいですよーと宣伝すれば
かなりの効果があります。
でも、いまいち一般の人達と同じ情報しか
まわって来ませんし、わざわざお客様に案内したい情報もありません。
観光庁が誕生し観光行政を一本化して
インバウンドを強化するという目標は立派なのですが
現場との間にかなりの温度差があるのではないでしょうか?
ちなみにこの2~3週間の間に
各ガイド団体は無料ガイドデーというのを実施しています。
このイベントはここ数年継続的に行われています。
そのことを知っている人がどれだけ世の中に居るのでしょうか?
これは政府の要請で行われており
ガイド団体の中では結構重要なイベントとして
予算も時間も割いたりしていますが
宣伝もしっかり行われているわけではなく
たまたまその場に居合わせた人に
ガイディングを聞いてくださーいと言って捕まえる感じで
集客もいつも少ない状態です。
実際VISIT JAPAN YEAR 2010のWEBで探してみるととてもわかりにくいところに
今年の活動も少しだけ紹介されています。
どちらかといえば、交通機関のディスカウント情報と一緒のところにあります。
こういったキャンペーンはWEBやパンフレットを作ればいいというものではなく
現場で口コミで広げていかないと上手くいきません。
現場でお客様に接する、ガイド、観光案内所、ホテルのコンシェルジュの方々、在日の外国人グループ、そして民間レベルで外国人に接する一般の方々などに重点的に情報を流すべきだと思うのですが。
もちろんお客様に有益な情報だと思えば、
皆さん自ら情報収集して積極的に
伝えていくと思いますが、
現状は観光庁と現場の温度差がかなりあるキャンペーンだと思います。
多分、観光庁が監督する大手企業などには
情報は流していると思いますが
イマイチ現場や肝心なお客様には伝わって居ないと思います。
まあ、このキャンペーンの最大のメリットは
政府が予算をつけ、海外のメディアや観光局、旅行会社などに
日本を売り込むということにあります。
その意味では将来的に旅行客数自体は増えていくとは思いますが。
受け入れ側の体制を整えるという意味では
まだまだ準備ができていない気がします。
こういう国の対応を見ていると
通訳案内士としては、海外と日本の橋渡し役として
活動の場を広げて行かないといけないなぁと思います。
外国人慣れしてない地域や、施設、団体などに
アドバイスや手助けをできるような
コーディネーター的な立場になった方がいいのかもしれません。
そして観光庁にも意見を上げていけば
きっと日本のインバウンドの商品価値も上がるのかなと。
これからの通訳案内士や団体には
自分のお客様を満足させるスキルを磨くだけではなく
インバウンド業界の全体を見ながら
影響力を持てるように
活動していくべきでしょう。
気の遠くなるような話ですが・・・
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このキャンペーンはどうなのかなぁと見守っています。
メディアとかの露出が増えるのはよいのですが
実際現場でお客様に触れている通訳案内士のは
何が起こっているかさっぱり伝わって来ないというのが実感です。
ガイドの宣伝力というのは結構あって
信頼を得たガイドがこれはいいですよーと宣伝すれば
かなりの効果があります。
でも、いまいち一般の人達と同じ情報しか
まわって来ませんし、わざわざお客様に案内したい情報もありません。
観光庁が誕生し観光行政を一本化して
インバウンドを強化するという目標は立派なのですが
現場との間にかなりの温度差があるのではないでしょうか?
ちなみにこの2~3週間の間に
各ガイド団体は無料ガイドデーというのを実施しています。
このイベントはここ数年継続的に行われています。
そのことを知っている人がどれだけ世の中に居るのでしょうか?
これは政府の要請で行われており
ガイド団体の中では結構重要なイベントとして
予算も時間も割いたりしていますが
宣伝もしっかり行われているわけではなく
たまたまその場に居合わせた人に
ガイディングを聞いてくださーいと言って捕まえる感じで
集客もいつも少ない状態です。
実際VISIT JAPAN YEAR 2010のWEBで探してみるととてもわかりにくいところに
今年の活動も少しだけ紹介されています。
どちらかといえば、交通機関のディスカウント情報と一緒のところにあります。
こういったキャンペーンはWEBやパンフレットを作ればいいというものではなく
現場で口コミで広げていかないと上手くいきません。
現場でお客様に接する、ガイド、観光案内所、ホテルのコンシェルジュの方々、在日の外国人グループ、そして民間レベルで外国人に接する一般の方々などに重点的に情報を流すべきだと思うのですが。
もちろんお客様に有益な情報だと思えば、
皆さん自ら情報収集して積極的に
伝えていくと思いますが、
現状は観光庁と現場の温度差がかなりあるキャンペーンだと思います。
多分、観光庁が監督する大手企業などには
情報は流していると思いますが
イマイチ現場や肝心なお客様には伝わって居ないと思います。
まあ、このキャンペーンの最大のメリットは
政府が予算をつけ、海外のメディアや観光局、旅行会社などに
日本を売り込むということにあります。
その意味では将来的に旅行客数自体は増えていくとは思いますが。
受け入れ側の体制を整えるという意味では
まだまだ準備ができていない気がします。
こういう国の対応を見ていると
通訳案内士としては、海外と日本の橋渡し役として
活動の場を広げて行かないといけないなぁと思います。
外国人慣れしてない地域や、施設、団体などに
アドバイスや手助けをできるような
コーディネーター的な立場になった方がいいのかもしれません。
そして観光庁にも意見を上げていけば
きっと日本のインバウンドの商品価値も上がるのかなと。
これからの通訳案内士や団体には
自分のお客様を満足させるスキルを磨くだけではなく
インバウンド業界の全体を見ながら
影響力を持てるように
活動していくべきでしょう。
気の遠くなるような話ですが・・・
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