通訳案内士の気ままな生活

現役通訳ガイドのブログです。プライベートから気になる収入などの話まで!?包み隠さずお話します!

新人ガイド行動指針その⑥

2010-02-24 00:06:24 | 通訳案内士情報
さて今回は
通訳案内士と旅程管理主任者資格についてです。

最近の傾向としては、両方の資格を持っていることを求めるエージェントさんも居ます。
ですがこの2つの資格は相容れない制度なのでそう簡単には行きません。

というのも通訳案内士はフリーランスが基本であるのに対し、
旅程管理主任者は旅行会社や添乗会社に所属しているのが前提であるからです。
旅程管理主任者資格は旅行会社の主催旅行に添乗するのに必要な資格で、
個人が取得するというよりは
個人は研修を終了し、
所属する旅行会社が主任証を発行する
というものなのです。
なので通訳案内士と旅程管理者はとてもグレーな関係なのです。

以前は通訳案内士に対し、旅程管理者資格は求められませんでしたが、
インバウンドが多様化し、インバウンド業界にあまり馴染みのないお客様(旅行会社)
が増えたことで、旅程資格のあるガイドを求めるようになって来たのと、
世の中のコンプライアンス重視の流れの中で
ガイドにも旅程管理主任者を持たせようと考えるエージェントさんが増えたことが原因かと思います。

ですが、たとえばA社、B社、C社と契約をして仕事をしていたとします。
A社が旅程管理主任者を取得して欲しいといったのでA社で登録をしました。
でも、この主任者証はB社、C社で仕事をするときには有効ではありません。
なので相容れない制度なのです。

旅行会社や、派遣会社の捕らえ方もマチマチです。
ガイドに旅程管理資格は求めない会社、
他社登録でもいいから知識として旅程管理資格を求める会社、
自社での旅程管理者登録を求める会社。
一般的には自分が一番多く仕事をする会社で登録をするのが無難です。

では新人ガイドが、営業に行く前にこの旅程管理資格を持っていた方がいいかといえば、
無くて大丈夫です。逆に他社で登録があると面倒なことになりかねないので、
実際に契約を交わし、取得してくださいと言われた時点で
取得すれば十分でしょう。

営業に行く前に旅程管理資格を取ってアピールしたいという方も居るかもしれません。
その場合は経験が無くて資格があっただけでは意味無いので
派遣会社などで旅程管理資格を取って、
添乗業務を1年ぐらいやってから営業に行くといいと思います。

旅程管理者研修についてはこちら

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Curling

2010-02-22 23:47:00 | オフ日記
本日はCurlingの試合に見入っていました。

途中で出かけなければならなかったので
途中までしか見れませんでしたが
TeamJapanは負けてしまったようですね。

カーリングの試合というのは不思議なもので
見出すとなかなかやめられません。
そして、色々な戦略の攻防があって
結構奥深いですね。
解説がないと全然意図がわからないです。

僕はカナダで一度だけCurlingをしたことがあります。
現在完了の直訳のような日本語ですが・・・

カナダに行って初めてのころは
University of Victoriaの語学コースに通っていたのですが
それは冬休み用の短期留学コースだったので
午前授業、午後Activityのようなコースでした。
それで、Downtownに遊びに行ったり
工作したり、スポーツしたり。
なかなか楽しいコースでした。

そのActivityの中にCurlingがあったのですが
意外とカナダ人はCurlingやったこと無いんですよ。
というかカナダも広いので
西側の人たちはそれほどWinterSports得意じゃないですね。
普通に一年中サッカーとかバスケとかやってます。
VancouverもOlimpicやってますが
ごらんの通り雪もないし。
2時間ちょっとドライブすればWhistlerがある立地ですが
東京でも2~3時間ドライブしたらスキー場にいけるし
同じような感覚だと思います。

テレビで見るとCurlingは簡単そうですが
なかなか難しいんですよ。
こすったりするのも結構簡単そうにやってますが
そう上手くできません。
靴はツルツルな部分とギザギザな部分があって
それを使い分けて滑ったりとまったりしています。

チャンスがあれば
またやってみたいなぁ。

VancouverOlimpicも半分終わってしまいましたね。
後半はもうちょっと気合入れて見ます

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VISIT JAPAN YEAR 2010

2010-02-21 18:54:18 | 通訳案内士情報
今年は政府主導でVISIT JAPAN YEAR 2010というものが開催されていますが
このキャンペーンはどうなのかなぁと見守っています。

メディアとかの露出が増えるのはよいのですが
実際現場でお客様に触れている通訳案内士のは
何が起こっているかさっぱり伝わって来ないというのが実感です。

ガイドの宣伝力というのは結構あって
信頼を得たガイドがこれはいいですよーと宣伝すれば
かなりの効果があります。
でも、いまいち一般の人達と同じ情報しか
まわって来ませんし、わざわざお客様に案内したい情報もありません。

観光庁が誕生し観光行政を一本化して
インバウンドを強化するという目標は立派なのですが
現場との間にかなりの温度差があるのではないでしょうか?

ちなみにこの2~3週間の間に
各ガイド団体は無料ガイドデーというのを実施しています。
このイベントはここ数年継続的に行われています。
そのことを知っている人がどれだけ世の中に居るのでしょうか?
これは政府の要請で行われており
ガイド団体の中では結構重要なイベントとして
予算も時間も割いたりしていますが
宣伝もしっかり行われているわけではなく
たまたまその場に居合わせた人に
ガイディングを聞いてくださーいと言って捕まえる感じで
集客もいつも少ない状態です。
実際VISIT JAPAN YEAR 2010のWEBで探してみるととてもわかりにくいところに
今年の活動も少しだけ紹介されています。
どちらかといえば、交通機関のディスカウント情報と一緒のところにあります。

こういったキャンペーンはWEBやパンフレットを作ればいいというものではなく
現場で口コミで広げていかないと上手くいきません。
現場でお客様に接する、ガイド、観光案内所、ホテルのコンシェルジュの方々、在日の外国人グループ、そして民間レベルで外国人に接する一般の方々などに重点的に情報を流すべきだと思うのですが。

もちろんお客様に有益な情報だと思えば、
皆さん自ら情報収集して積極的に
伝えていくと思いますが、
現状は観光庁と現場の温度差がかなりあるキャンペーンだと思います。
多分、観光庁が監督する大手企業などには
情報は流していると思いますが
イマイチ現場や肝心なお客様には伝わって居ないと思います。

まあ、このキャンペーンの最大のメリットは
政府が予算をつけ、海外のメディアや観光局、旅行会社などに
日本を売り込むということにあります。
その意味では将来的に旅行客数自体は増えていくとは思いますが。

受け入れ側の体制を整えるという意味では
まだまだ準備ができていない気がします。
こういう国の対応を見ていると
通訳案内士としては、海外と日本の橋渡し役として
活動の場を広げて行かないといけないなぁと思います。
外国人慣れしてない地域や、施設、団体などに
アドバイスや手助けをできるような
コーディネーター的な立場になった方がいいのかもしれません。
そして観光庁にも意見を上げていけば
きっと日本のインバウンドの商品価値も上がるのかなと。

これからの通訳案内士や団体には
自分のお客様を満足させるスキルを磨くだけではなく
インバウンド業界の全体を見ながら
影響力を持てるように
活動していくべきでしょう。

気の遠くなるような話ですが・・・

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Beautiful Fuji

2010-02-21 01:17:43 | ガイド日記
久々にすっきりと晴れました

これだけ晴れて行楽日和だと

高速も少し混みますが

今日は富士山はとてもきれいでした。

今週いっぱいは曇りの日が多く

なかなかすっきりしない日が多かったですが

なんとなく、このまま冬も終わって

そろそろ春が来るのかなーと思いました。

まだわからないですけどねー。

今夜は我が家にお客さんが来て

にぎやかな夜を過ごしましたー。

明日もガイドでは無いですが

お仕事です

写真は駒ケ岳からの富士です。


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ホタテフライ

2010-02-19 23:44:21 | オフ日記
本日はホタテフライを作りました。

やっぱり何でも作りたては美味しいですね。

塩コショウだけの味付けで美味しかったー。


ホタテフライといえば

青森市はホタテで有名です。

この前行った時には街の定食屋さんで

ホタテフライを食べました。


本日はエージェントさんから何件かお電話をいただきました。

なんとなくツアーも動き出してきたのかも。

そろそろシーズンに向けて動き出す予感です。


さて、明日はまた富士山です。

久々にキレイな富士山が期待できそうです

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