先日、幼稚園(年長)の息子が近所の100均で売られていた、モナ・リザが描かれたクリアファイル(か何かの文房具)を指さして、
「パパ、名画が100円で買えるよ!」
と言い、思わず笑ってしまいました。
「パパ、名画が100円で買えるよ!」
と言い、思わず笑ってしまいました。
一方、小学2年生の娘は、私がiPadでYouTubeを見ていたときのこと。韓国人の若い女性ベーシストの動画を見ながら「この子、かわいいね」と何気なく呟いたら、娘が突然怒り口調で、
「パパ、それって浮気ってことだよね? ママに悪いと思わないの?」
と言ってきて、これまた笑えました。
「パパ、それって浮気ってことだよね? ママに悪いと思わないの?」
と言ってきて、これまた笑えました。
それぞれに「それ、意味わかって言ってるの?」と聞いてみると、息子は「たくさんお金を払わないと買えない絵のこと」、娘は「結婚しているのに、ほかの女の人を好きだと思う気持ちのこと」と、ちゃんとした答えを返してきました。ちょっと驚きつつ、成長を感じた瞬間でした。
4月には、娘は3年生、息子は1年生になります。
5年間お世話になった幼稚園とも、ついにお別れ。コロナ禍では毎日のように送り迎えをしていたので、とても親しみがあり、寂しい気持ちでいっぱいです。
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地獄谷野猿公園の入り口手前にあるカフェで飲んだコーヒー
ここ最近、富士山のバスツアーよりも長野の地獄谷野猿公苑に行くことが増えた気がします。
何度も訪れるうちに、猿たちの顔も少しずつ識別できるようになり、長野や湯田中行きのバスや電車の時刻表も自然と頭に入ってきました。
このツアーは非常に高額なので、何よりも「お客さんを急かさないこと」を大切にしています。
猿に夢中になっているお客さんに、予定の時間を過ぎても「そろそろ。。。」なんて決して言わず、見たいだけ、いたいだけ、じっくり楽しんでもらうよう心がけています。
ガイドにとっては日々の仕事でも、お客さんにとっては「一生に一度の経験」かもしれない。期待値が高いことを、決して忘れたり、おろそかにしてはいけないと思っています。
全力で向き合うと、もちろん疲れます。でも、それ以上に得るものも大きい。
まだまだ先輩通訳ガイドや、かつて目標にしていたガイドの方々に比べると、足りないことは山ほどあります。ただ、一つだけ――「自分のスタイル」は、少しずつ確立されてきたように感じます。
先日、知り合いの通訳ガイドの方から連絡がありました。なんと、NHKの夜のニュースで、インバウンド関連のトピックが取り上げられた際、「資料映像」として、私が浅草でガイドしている姿が流れたそうなんです。
こうしたことも、少しずつ自信につながっています。
今年、全国通訳案内士試験に合格された皆さん、おめでとうございます! 一緒にインバウンドを盛り上げていきましょう!