花洛転合咄

畿内近辺の徘徊情報・裏話その他です。

ちょっと御堂筋

2012年11月12日 | 徘徊情報・浪花
 このところ、高校の同窓会と大学の同窓会が交互にやって来る感じが続いています。それはそれで大いに楽しいのですが、徘徊をする時間がありません。まあ、世間の皆様に忘れられぬようにちょこっとの更新です。

 トップの写真は淀屋橋の西詰め、得体の知れぬ抽象彫刻はやはり抽象彫刻ですね(アッタリ前)。日銀の前は駅逓司跡の碑。



 御堂筋の銀杏は未だ青いのですが、ボチボチ黄色くなるゾイという雰囲気を漂わしています。



 大江橋を渡る前には中之島の碑。



 フォーラムフォーの端っこに御存じ道路元標。



 阪急百貨店は全面的な建て替えが終わり、一部を除いて既にオープンしていました。新しい書籍部はどんなんかなあと覗いてみましたが、売り場がありません。店員さんに尋ねると既に10数年前に書籍部は廃止されたとのこと。残念!



 となると小生などはもう地下の食料品売り場以外は全く行く必要のない百貨店になってしまいました。



 けれども阪急がドーンとでき、駅ビルもそこそこ大きいので、かつてはものすごく巨大に見えたヨドバシカメラが何となく小さく感じられます。



 さて飲み会ですが、本日はビールに日本酒4合ぐらいしか飲んでないのに、足がふらついてしまいました。アテをあまり食わなかったからかも知れません。理屈は見苦しいのですが、ケチ臭いから飲まないと誓ったはずの「剣菱」を飲んだからかも知れません。一緒に飲んでいた友人も二日酔いでヘタったそうですから、やっぱり冷やはアカンかな?
 まあ何にしてももう一度歩く植物図鑑氏の飲酒学校で鍛え直さねばなりません。こんなことでは折角もらった切り紙も返上しなくてはならない。ちなみに、この飲酒学校では2升飲んで橋の欄干の上を真っ直ぐに渡れないと免許はもらえません(爆)。また敬服する亀岡の山の大先達にも恥ずかしい話です。目標!一升酒!
 我に返ったら水晶橋の上、ホームレスのオッサンの近くで寝ていました。写真は判りにくいのですが、大江橋です。



6 コメント

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弟子です。 (徘徊堂)
2012-11-16 14:54:23
 ささ舟様、コメントをありがとうございます。ご主人の門弟を自負するものとして、今回は恥ずかしいです。早く木箱で日本酒が買えるように精進します(爆)。同窓会のあった梅田のホテル、冷酒は菊正宗でした。
 大阪を歌った歌にもいいのがいっぱいありますね。二人の大阪もしっとりとしていていいですね。小生はフランク永井の大阪ぐらしや大阪ろまんも好きです。坂本スミ子の黄昏の御堂筋もなかなかです(古ッ)。
 踊りは無調法ですが、またご指導を宜しくお願いします。
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すごい! (ささ舟)
2012-11-16 14:07:36
こんにちは。
思わず笑ってしまいました(失礼) 東大に入るより難しいですね、飲酒学校 (笑) さすが橋の街大阪酒人の考えは素晴らしいです。
私はお酒で勝負できませんが、『ふたりの大阪』を歌うのが大好き、ひとりで歌に酔ってしまいます。私流ダンスなら尚よしです(笑) 踊りませんか?
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やはり (gunkanatago)
2012-11-13 15:26:46
 mfujono様、コメントをありがとうございます。やはり、阪急の書籍部は以前はとても充実していたのですね。横には喫茶部があり、環状線を見下ろしながら食事もできました。採算を考えるとあのような品揃えはできないのでしょうが、今の大型書店の有様を見ていると文化的には後退しているのではと思ってしまいます。旭屋が倍の規模で開店するみたいですからちょっと楽しみにしています。
 言われてみたら、そうですね。梅田は埋め田、以前駅前第2ビルでしたか、建設中に地盤沈下が起こり、現場監督が自殺するという痛ましいことがありました。その点、上町台地はもう鉄壁ですね。もう50年もしたら上六辺りに繁栄の中心が移っているかも知れません。
 そう食べなくてはいけません。うまいポテトでしたが、気が付いたらもう無くなっていました。水晶橋、最近のNHKの朝ドラでよく使われているみたいです。けれども、夜はわしらのモンじゃという感じです。
 
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懐かしや (mfujino)
2012-11-12 21:41:43
gunkanatagoさん、御堂筋といえば「大阪の恋人よ、北から南へ歩こう」の歌が流行っていてそれを真似て歩いた若き頃も思い出させていただきました。

阪急がでっかいビルを建てましたね。中之島ではフェスティバルホールのビルが、また阿倍野では近鉄が、と高層ビルがどんどん出来ていきますね。阿倍野は上町台地の強固な地盤の上ですが、梅田界隈の高層ビルを見るにつけ、ようこんな砂地の上に建てるなあと心配になるのは素人考えなのでしょう。でも大川端からの夜景はなかなかのものです。都市には人が集まらへんと活気がない。

阪急の書籍売り場ですけど、あそこはわが学生時代には大阪で一番フランス語の本を置いていましたのでよく行ったのですが、途中からどうもどこでもある様な店になってから行かなくなりました。百貨店で本屋というのはもうあかんでしょう。家電の店なんかもインターネットに負けるでしょうね。デパ地下は元気なようですね。

やはり食はなにわですね。食べんとあきまへん。でも同窓会なら食べてる暇はないですよね。「気がつきゃホームのベンチでごろ寝」ならぬ、水晶橋でごろ寝もよございました。私は京橋駅のベンチでやりました(^_・)まあ、呑むならビルの中の店でなく、下町の酒屋が一番ですね。
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修行せねば (gunkanatago)
2012-11-12 17:55:23
 道草様、コメントをありがとうございます。阪急書籍部の消滅は本当に残念です。今は効率ばかりが追求されるためか、どこの本屋も似たり寄ったりでおもしろくありません。あのゆったりした感じが懐かしいですね。
 よく考えるとブックファーストという店が各地にできていますが、これが阪急系列なのかも知れません。気長に旭屋の復活を待ちます。
 酒は本当に恥ずかしいことです。ビールも最初の2杯を飲んだだけ。アテがとても大切であることが身にしみました。幹事さんが小生のためにポテトを特に頼んでおいてくれたのですが、これも2切れ食べただけでした。まあまだ二日酔いにはならなかったので良かったです。
 これを機会にますます精進して立派な酒飲みを目指します(爆)。
 中学校?というと周山ですね。道草様なら2升は軽い。羽田の蔵を飲み干しましょう。
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御堂筋徳利下げて秋の夜。 (道草)
2012-11-12 16:18:22
この辺りは何となく懐しい場所です。駅前ビルに会社の事務所があった頃は、淀屋橋から歩いていました。阪急百貨店の書籍売り場は、美術書がかなり充実していたのを覚えています。
たまに催場で「古本市」もやってました。しかし、所詮は大型の専門書店の進出には勝てなかったのでしょう。

もっと昔は、難波の勤務先から大阪駅まで歩いたものです。もちろん夜ですし、相手と喋りながらですから、距離感や時間の観念は喪失しておりました。もちろん、彫刻や標識は無視です。銀杏も青かったのか黄色かったのか。「雨の御堂筋」がまだヒットする前でした・・・。

gunkanatagoさん目的の飲み会では「日本酒4合」と「ビール」で千鳥足(川鵜足?)とのことですが、恐らくビールは1樽は空けられたのでしょう。そうでないと、酒豪の足がふらつくなんて・・・。
それにしても、免許皆伝は2升+橋の欄干ですか。かなり値打ちのある免状ですねぇ。まず、1升+阪急のレールの上で仮免でしょうか。
添寝してくれるホームレスは大阪には多数居るでしようから、訓練には安心して取り組めそうですが。

私も今月に中学校の同窓会がありますので、少しは鍛えて行こうかと思っております。しかし、もうトシですから、急性アルコール中毒で三途の川を渡ることになるかも知れませんので・・・。
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