チャン・グンソクと彼の音楽パートナー、BigBrother(ビックブラザー)が一つになったプロジェクトグループ“TEAM H”が1、2日の名古屋公演を皮切りに全国4都市8公演のアリーナツアー「TEAM H PARTY~Raining on the dance floor~」をスタートした。
7月にリリースした1年4カ月ぶりのニューアルバム『Driving to the highway』を携えた待望の全国ツアーは、サウンドプロデューサーでチャン・グンソクの友人でもあるBigBrotherによるDJプレーが始まると、会場は一斉にジャンピングが始まり一瞬にしてダンスフロアと化した。
ライブはニューアルバムの「OPEN THE DOOR」から始まり、「Do it on the speaker feat Joy.M」の途中でステージにチャン・グンソクが現れると会場のボルテージはさらにアップ。「名古屋、準備はできてるかー!!」というチャン・グンソクの呼び掛けに、彼との再会を待ちわびたファンは割れんばかりの声援で応えた。そして「I just wanna have fun」や「What is your name?」など、TEAM Hの代表曲をノンストップで披露した。
公演の中盤では衣装替えのため楽屋に移動するチャン・グンソクをカメラが追い、着替える姿を会場内のスクリーンに中継するサービスも。そのまま楽屋でのトークが始まり、最近マイブームという「アホゲーム」でスタッフと対戦する場面もあった。負けたスタッフにはシャンパン一気飲みの罰ゲームをさせるなど、ユーモアな企画で笑いを誘う。続けて、客席の中からファンを選び、会場に戻ると選ばれたファンをステージ上に誘う粋な計らいも。
その後もチャン・グンソクはステージを縦横無尽に駆け回り、会場を盛り上げた。何より一番の見どころは、ツアータイトル曲でもある「Raining on the dance floor」。噴水にびしょぬれになりながら激しく踊るチャン・グンソクの姿は、迫力のあるミュージックビデオをステージ上で再現したかのようで、観客の誰もが思わず見入っていた。
豪華なステージを見せながらも、「Driving to the highway」ではアコースティックギターでしっとりと歌い上げ、ファンに振り付けをレクチャーして会場全体で踊り、一体感あふれる雰囲気をつくり上げた。
終盤に向かって公演はさらに勢いを増していく。グンソクは「このまま死んでもいいぐらい、めっちゃ楽しいよ! おまえたちもそうでしょ?」と自身も心から楽しんでいることを観客に語り掛けた。昨年のソロツアーでは、ありのままの自分の姿を見せていきたいと今後の抱負を語っていたグンソクだが、TEAM Hの公演では彼がステージそのものを楽しんでいることが伝わってくるような輝いた姿を見せた。全24曲を披露した彼は、最後まで勢いのあるパワフルなステージで幕を閉じた。
ファンと共に歌って踊るTEAM Hのパーティーは始まったばかりで、11日、12日に福岡公演が、11月には埼玉と大阪での公演を控えている。
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