クレラー=ミュラー美術館とファン・ゴッホ美術館から。充実の展示。
レーネ・クレラー=ミュラーの選択眼にぶれがない、ということだろうか、
基調が一定で観ていて心地いい。
ゴッホ作に限らず、解説文に何度か表れていた「精神性」。
なるほど、確かに。何かある。
しかし「何か」の正体は何であろうか…
少し不穏。
不快のぎりぎり一歩手前にある快、視覚から神経をゆるゆると振るもの。
19世紀末から20世紀初頭、人心に科学が説明をつけ始めた時代。
ゴッホの信仰は自然を対象としていて、風景画は宗教画を描くような
意味合いがあったのかもしれない。
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ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
レーネ・クレラー=ミュラーの選択眼にぶれがない、ということだろうか、
基調が一定で観ていて心地いい。
ゴッホ作に限らず、解説文に何度か表れていた「精神性」。
なるほど、確かに。何かある。
しかし「何か」の正体は何であろうか…
少し不穏。
不快のぎりぎり一歩手前にある快、視覚から神経をゆるゆると振るもの。
19世紀末から20世紀初頭、人心に科学が説明をつけ始めた時代。
ゴッホの信仰は自然を対象としていて、風景画は宗教画を描くような
意味合いがあったのかもしれない。
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ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
東京都美術館
2021年9月18日~12月12日
https://www.tobikan.jp/exhibition/2021_vangogh.html
https://gogh-2021.jp/
上野アーティストプロジェクト2021「Everyday Life : わたしは生まれなおしている」と
東京都コレクションでたどる〈上野〉の記録と記憶 も観れます。
Everyday Lifeにはこぎん刺し作品も。
2021年9月18日~12月12日
https://www.tobikan.jp/exhibition/2021_vangogh.html
https://gogh-2021.jp/
上野アーティストプロジェクト2021「Everyday Life : わたしは生まれなおしている」と
東京都コレクションでたどる〈上野〉の記録と記憶 も観れます。
Everyday Lifeにはこぎん刺し作品も。
(2021.11.27)