入口に鎮座する、巨大な柱の遺構。
発掘された「宇豆柱」。
その大きさのみならず、木目や木肌、
木そのものが持つ圧倒的な生命感は未だに力を放つ。
発掘された「宇豆柱」。
その大きさのみならず、木目や木肌、
木そのものが持つ圧倒的な生命感は未だに力を放つ。
尤も、大きさもすごいのだ。
これを3つ束ねた柱、合計9本で本殿を支えていたという。
巨木が多数あったであろう当時の森は、それ自体が神域だったのかも。
日本書紀 巻二。保存状態の良さも含めてすごい。
出雲と大和の汽水域的な。
出雲と大和の汽水域的な。
銅剣・銅鐸・銅矛の量が圧倒的。
現物もさることながら、発掘時の写真が示す量的な迫力に驚く。
大型埴輪にガラスや勾玉など副葬品多数。
銅鐸に刻まれた文様が楽しい。
うずまき(植物か風か)、幾何紋、動物。
鎌形石など、元々は自然物を副葬としていたのが後年は
それを模して彫った石に変じているあたりがとても興味深い。
それを模して彫った石に変じているあたりがとても興味深い。
並びに並んだ画文帯神獣鏡と三角縁神獣鏡、ああ、記号だ。
視覚を通じて鏡が記号を発している。宇宙的。
視覚を通じて鏡が記号を発している。宇宙的。
なかなか見れない仏像も。
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特別展 日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」
東京国立博物館 特別展示室
2020年1月15日~3月8日
https://izumo-yamato2020.jp/
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1971
(2020.1.31)