堪らなく心ときめく。
テキスタイル。
パターン/文様、糸系の手仕事:織・編・刺繍・染。
圧倒的な量、蓄積された歴史。
視覚と触感(の想起)と。
文様とテクスチャはそれぞれ物語をものがたる。
こんなに多くありながらうるさくない。
調和とも違う。
森の中で多様な周波数の音をいっぺんに聴くのに似ている。
見て温かい。
温度ではなく手ざわりの予感からくる。
なんて優しい。
けれど、甘いのとは違う。
幾何ではない円や曲線に満ち満ちて、やわらかでありながら、
どこかしらに峻烈な何かが内包されている。刺激的。
それは、冬の厳しさだったり、生命の循環だったりするのかな。
テキスタイルと、仕立てられた服を観た後に、
スケッチを見て創られるプロセスを見て、その技に再度心を掴まれる。
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「長く生産し続けることで生産現場を安定させ
人びとにも長く愛されていくことにつながる」
デザインが視覚として放つメッセージだけでなく、
つくるプロセスもサステナブルなのですね。
(2020.2.2)