ぐるぐる・ぶらぶら

歌舞伎と映画と美術と読書の感想

【読書】2021年読了(41冊)

2022-01-01 23:34:26 | 読書記録
2021年はとても気力が落ちていて、4冊を除き読後メモを怠ってしまいました。
リストくらいは残して旧年の読書を〆めることにします。
…しかしもはや内容を思い出せずしかも年末に〇ックオフにドナドナした子も。
以下読んだ順。

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<感想UP済>世界はありのままに見ることができない(1月)
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<感想UP済>Mind in Motion 身体動作と空間が思考をつくる(1月)
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U理論[エッセンシャル版]
― 人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する
C・オットー・シャーマー
英治出版 2019/11
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2267

2021/02/12読了
U理論をおさらい。
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U理論 第二版 過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
C.オットー・シャーマー
英治出版 2017/12
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2247

2021/02/読了
U理論をおさらい+拡充。
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場から未来を描き出す 対話を育む「スクライビング」5つの実践
ケルビー・バード C・オットー・シャーマー
英治出版
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2279

2021/02/読了
U理論をおさらい+拡充。
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<感想UP済>コルヌトピア(2月)
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アフェクトゥス 生の外側に触れる
西井 凉子 箭内 匡
京都大学学術出版会 
https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814003082.html

2021/02/14読了
この本は、ページを、章を、読み進めるのがとても楽しかった。
アフェクト…「相互に作用・影響しあう関係」あるいは情動をテーマとして、
日本画家、人類学、科学(AI分野)、哲学、の論客が各章を担っているのであるが、
予定調和的な一貫性では構成されておらず、しかしうっすらと通底する
トーンか何かでふわりと全体がひとつの書籍として成立していた。
あれだ、倒木のウロを覗いたら地衣類と藻類が複数種集ったコロニーが
きらきらしてたみたいな感じ。
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ミーティングのデザイン
ケビン・M・ホフマン
ビー・エヌ・エヌ新社 2018/09
http://www.bnn.co.jp/books/9468/

2021/02/25読了
細かいところは覚えていないが、なるほどと思った記憶はあるので、
割と実践的だったのではないだろうか。
あてはめやすい組織は限られるかもしれない。
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デザインリサーチの教科書
木浦 幹雄
ビー・エヌ・エヌ新社 2020/11
http://www.bnn.co.jp/books/10700/

2021/02/26読了
必要なことが一通り平易に説明されているので、チームの新規参加者には
読ませてもいいかもと思った。
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ブリッツスケーリング BLITZSCALING
 苦難を乗り越え、圧倒的な成果を出す武器を共有しよう
リード・ホフマン
日経BP 2020/02
https://shop.nikkeibp.co.jp/front/commodity/0000/P88590/

2021/02/27読了
5種類のネットワーク効果というフレーミングと「小さいスケールから始めて
着実に成長することは望めない」というのが新鮮かつ"やっぱりそうか"の感。
これを国内大手がCVで実現するのはほぼ不可能ではないだろうか。
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世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか
川口マーン惠美
KADOKAWA 2020/07
https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000263/

2021/02/某日
仕事に必要だったので通読。
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自動運転・MaaSビジネスの法務
戸嶋浩二
中央経済社
https://www.biz-book.jp/books/detail/978-4-502-34611-8

2021/02/某日
仕事に必要だったので通読。
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モビリティ・エコノミクス ブロックチェーンが拓く新たな経済圏
深尾三四郎 クリス・バリンジャー
日経BP日本経済新聞出版本部 2020/10
https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/32365

2021/02/2X
仕事に必要だったので通読。
そうかもしれない。そうでないかもしれない。
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101デザインメソッド 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」
ヴィジェイ・クーマー
英治出版

2021/03/某日
仕事に必要だったのでざっと目を通しました。ツールボックス。
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脳と森から学ぶ日本の未来 “共生進化”を考える 新刊
稲本 正
WAVE出版 2020/08
https://www.wave-publishers.co.jp/pickup/p03/

2021/03/07読了
編まれている論理に共感できる予感がしたので手に取りました。
一部は共感でき、一部は疑問を持ち…でした。
論理に至る素材の引用が豊富で勉強になります。
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虐殺器官
伊藤計劃
早川書房 2012/04
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000003096/

2021/03/15読了
これかなり以前に買ったのちなかなか読了できなかった一冊。
「ハイ・ライズのトラウマが再びか?」と思ったけれど読了できました。
最終的にはとても面白かった。(ネタばれるから詳細は書かない)
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ビジネスモデル・ナビゲーター
オリヴァー・ガスマン カロリン・フランケンバーガー ミハエラ・チック
翔泳社 2016/10

2021/03/某日
仕事に必要だったのでざっと目を通しました。
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MORE from LESS(モア・フロム・レス)資本主義は脱物資化する
アンドリュー・マカフィー
日本経済新聞出版本部 2020/09
https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/17688

2021/04/10読了
読んだときは割と面白かった気がするのですが、あまり印象に残っていません。
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手の倫理
伊藤 亜紗
講談社 2020/10
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000345814

2021/04/17読了
伊藤亜紗さんの読み解きはいつも丁寧である。丁寧だけどくどくない。
侵襲的・一方向的「さわる」とは異なる「ふれる」のこと。
境界の認知そのものだけれど機械的機能とは違う、めくるめく世界。
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物流DXネットワーク
鈴木邦成 中村康久
NTT出版 2020/03
https://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002513.html

2021/04/17読了
仕事に必要だったのでざっと目を通しました。
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サブスクリプション 「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
ティエン・ツォ ゲイブ・ワイザート
ダイヤモンド社 2018/10
https://www.diamond.co.jp/book/9784478105528.html

2021/05/02読了
そうですね。そうなのでしょう。
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職場の「感情」論
相原孝夫
日経BP日本経済新聞出版本部 2021/03
https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/32377

2021/05/23読了
例えば英治出版さんの本を多く読んでいるような方々(アーリーアダプター的な)
でなく、職場でふつうに正面から感情を扱う時代が来たのか…と感慨深く手に取った。
人事部や育成担当はこれをどう扱うのだろうか。
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コンピューターは人のように話せるか? 話すこと・聞くことの科学
トレヴァー・コックス
白揚社 2020/10
http://www.hakuyo-sha.co.jp/science/nowyouretalking/

2021/06/12読了
これ、面白かった。人の会話音声の再現・創造にまつわる苦難と課題がいろいろ。
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インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学
ゲーリー・ウィルソン
DU BOOKS
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK274

2021/06/13読了
もう少し幅広い動画視聴を指すのかと思ったら、タイトルの文字通りの
コンテンツが対象だった。依存症の実情を豊富なインタビューを取り混ぜて
提示。率直すぎてちょっと…と思う部分もままあり。
こういう分野は傍目には揶揄されがちだけど、こりゃ深刻。
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<感想UP済>次世代モビリティの経済学(6月)
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測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?
ジェリー・Z.ミュラー
みすず書房 2019/04
https://www.msz.co.jp/book/detail/08793.html

2021/07/10読了
期待通りの内容。
測れないものを測れると思う(というか測れることにしちゃう)ところから
いろいろズレ始める。
読み終わったこの本、
本棚で「組織の罠」と「ブルシットジョブ」の間に配置してみた。
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中国のCASE革命 2035年のモビリティ未来図
湯 進
日経BP日本経済新聞出版本部
https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/32404

2021/07/11読了
仕事に必要だったので通読。ううむ。いろいろヤバイ。
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「ユーザーフレンドリー」全史 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則
クリフ・クアン ロバート・ファブリカント
双葉社 2020/10
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/smp/book/bookview/978-4-575-31577-6/smp.html

2021/07/18読了
デザインシンキング全盛の現在に至る「ユーザーフレンドリー」という概念の
発生からの歴史を総覧できる。1日にして成ってない。けどもう戻れない・戻らない。
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SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略
宮本道人 難波優輝 大澤博隆
早川書房 2021/06
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014852/

2021/08/07読了
基礎技術に近い分野により有効な気がする。
けど物語(≒サーヴィスが使われる環境や人の様子)を置いて
バックキャストしてくとしたら、
ユーザセントリックのアプローチと重なる部分もあるだろうから、
「インテルの製品開発を支えるSFプロトタイピング」からひと世代回って
進化してるのかな。
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誰のためのデザイン? 認知科学者のデザイン原論 増補・改訂版
D. A. ノーマン
新曜社 2015/04
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455574.html

2021/08/某日
仕事に必要だったので通読。
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「利他」とは何か
中島岳志 若松英輔 國分功一郎 磯崎憲一郎 伊藤亜紗
集英社 2021/03
https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1058-c/

2021/08/08読了
「利他」の定義の話なのかもしれない。自己犠牲とは少し違うのだ。
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都市を終わらせる 「人新世」時代の精神、社会、自然
村澤 真保呂
ナカニシヤ出版 2021/07
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b587333.html

2021/08/22読了
「脱都市」というテーマに惹かれる。いまなお錬成の途上にある思想をみた思い。
引き続き注視したい。
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結ぶ・編む・組む・織る・繍う 絵を見てわかる糸の手仕事
石井照子 多田牧子 山村明子
建帛社 2014/08

2021/08/某日
手にとって、見て、満足。ライブラリーに並べた。
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ネオ・ヒューマン 究極の自由を得る未来
ピーター・スコット・モーガン
東洋経済新報社
https://str.toyokeizai.net/books/9784492046906/

2021/09/19読了
身体拡張、サイボーグ化、トランスヒューマニズム、といった文脈を思い描いて
手に取ったのですが。そしてそういう要素のリアルなところが盛り込まれているの
ですが。それ以上に、これ、ピーター・スコット・モーガン氏の人生における
闘いの歴史、自伝でした。
他者から傷つけられる場面に痛みがあります。そこから(相手を傷つけるのでなく)
新たな立ち位置を創る戦いに諦めの文字がない。
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「墓じまい」で心の荷を下ろす 「無縁墓」社会をどう生きるか
島田 裕巳
詩想社新書 詩想社 2021/09
https://www.shisosha.com/shimada03.html

2021/09/25読了
お墓って大問題です。仏壇も。
受け継ぎ手がいないとき、位牌も含めてどうするのだ。
#墓石やさんは墓じまい対応メニューがまだ整ってないんだよなぁ。石売るのが商売だし。
#(納骨してくれたのはありがたかったけど)。
#一度収めたお骨を取り出して散骨するのもなぁ。難しい。
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目に見えない微生物の世界 あらゆるところにたくさんいる!
エレーヌ・ラッジカク ダミアン・ラヴェルダン
日本微生物生態学会
河出書房新社 2018/05
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309279329/

2021/10/某日
不思議な微生物の世界。絵本。
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図解でわかるカーボンニュートラル 脱炭素を実現するクリーンエネルギーシステム
エネルギー総合工学研究所
技術評論社 2021/09
https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-12269-0

2021/11/03読了
仕事に必要だったので通読。
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たぐい vol.4
〈特集1〉人間の世界を超える人類学
〈特集2〉異種への生成変化
奥野 克巳 近藤 祉秋 共編
亜紀書房
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1037

2021/11/07読了
淡路島に旅に帯同、往路は気が向かず、復路で一気に読了。
鳴門の渦潮と里山田畑の光景に洗われた後の感覚とはとても合ったのだ。
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行動を変えるデザイン 心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する
StephenWendel
出版社:オライリー・ジャパン 2020/06
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119144/

2021/11/23読了
行動・習慣を変容させるデザインのしかた。
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森の思想が人類を救う
梅原猛
小学館 2014/07
https://www.shogakukan.co.jp/books/09460070

2021/12/04読了
いったい何年前から積読だっただろうか。
読もうと思ったきっかけは11月の「民藝の100年」展と「柚木沙弥郎」展。
縄文文化/アイヌ文化への視点。
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植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース
日本植物病理学会
講談社 ブルーバックス 2019/03
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000321211

2021/12/15読了
物質の組成方面はあまり得意でないので前半ちょっと読むの辛いのだけれど、
ときどき重大なオモシロ事項が書かれているので油断できない。
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<2021年よみかけ>
あとちょっとで読み終えられるのに…至らず。

新 基礎情報学 機械をこえる生命
西垣通/NTT出版 2021/06
https://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002518.html

オープンダイアローグ 私たちはこうしている
森川 すいめい/医学書院 2021/09
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/110628



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