体と心のサバイバルひろばあ

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堕胎は大変深刻な問題。 自分自身も、我が子も堕胎を勧められ、産むことを選択した。

2022-06-27 | サバイバル・投資・起業・健康の相談室・英語・音楽レッスン

世界中で厳しい生活苦へのデモの嵐。ポートランドのデモは、アメリカで墮胎禁止になることへの反発デモ。値上げをごまかして別の話題に目を逸らさせてるのかな? 貧しい女性たちが子供を育てられないと反発している。オレゴンとワシントンとカリフォルニアは墮胎自由の州だった?

反対者の気持ちは、シングルマムだった私にはよ〜く理解できます。でも、苦労のなかで得られた喜びは大きかった。信頼してついてきてくれる子供達の笑顔が本当に元気と喜びを与えてくれる。

堕胎の問題は根が深いですね。レイプされた人を救いたい、奇形の子たちや障害者は育てるのが大変という理由で堕胎は仕方ないと思いがちです。私もそう思っていました。ところが、考えが揺らぐ出来事が私に振りかかってきました。

私は長男の妊娠中少しの出血があり、産婦人科の医者に「これは奇形児の可能性が多いです。堕ろしなさい。」と強く迫られた時、「いいえ生みます。」と言って聞きませんでした。実際生まれた子はどうだったでしょう。なんと3人の子供達のうち一番身体能力が優れ、学校の先生たちにはスポーツの道に進むよう懇願されるほどでした。

さらに、孫のケースではというと、本当の障害者で赤ちゃんの時やはり決断を迫られました。もう胎児の時の写真で障害がはっきり見て取れました。生まれてからも大手術を何度も受けなければいけなくて可哀そうでした。こんなに苦しい目に合う位なら生まれない方がよかったのにとも思いました。車椅子から起き上がれないかもしれないとも言われましたが、なんと、今では普通の子より丈夫なくらいです。手術後は薬漬けでいつも具合が悪く大変でしたが、中学生の今はとても落ち着いてきています。大人を信頼してついてきてくれる子供たちはいつも幸せと希望を与えてくれます。この孫はいつもニコニコしていて、幼児の頃は道行く人みんなに「はーい」と声がけしていました。子供たちは大人を信頼し尊敬しています。この子たちの笑顔を見ればそれがよくわかります。

堕胎せざるを得ない人たちには私たちが想像できないような様々な状況や事情があると思いますので、一概に賛成とか反対とか言うこともできません。でも、どの様なケースであれ、産んだ後にそれに対処する方法や支援があれば命を繋ぐことは可能です。ただ、その前に解決すべき山積みの難問があり、それを解決するのは今のところ不可能と思わざるを得ません。先日見たビデオで、攻撃され危険が及ぶことを考えると傷ついたライオンの赤ちゃんが親に見捨てられるシーンがあり可哀想と思いましたが、足手まといになり兄弟たちにまで危険が及ぶことを考えると複雑な心境になります。