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魚信伝心ブログ

ヒラマサのつづき

昨日は体中筋肉痛です。
さて、ヒラマサが掛かってから35分は経ってます。
その間にがまかつ広報から取材の打ち合わせの電話。
今、ヒラマサ掛けてやり取りしているので後で掛け直すと言って電話を切る。
大島向きの上層でテンションを掛けながらヒラマサを左右に泳がせていた時なのでまだ余裕があったが真鯛用の竿を曲げ続けるのは結構力がいる。
アドレナリンの噴出で全身に力が入る。
さて、あと30mくらいまで寄せたところでウキが見えるが全遊動でウキ止めはないのでいいのだが何故かJクッションも見える。固定ピンはこういう時もあるので使ってないのだがリールを巻くとJクッションも上がってくる。
まるで固定されているようにとうとう水面上まで来るのだ。20グラム以上あるウキを上下させてそのショックで下にずらす。やり取りしながら何度も少しずつ下にずらす。魚が見えてきてやっとハリス上の定位置まで下げることが出来た。
さてここからが大変なのがヒラマサ。玉網を持つのはまだまだ早い。
糸を出すのは最小限にして竿の胴で耐え魚の頭を引っ張り回してランディングのタイミングをはかる。
足場が低くハリスが長く魚が浮かないので何回も魚を回して沖からこちらに来るタイミングで一歩上へ上がり玉網を持って頭を入れる。
入った!!。よし、引き寄せようとしても魚が半分も入らずまた出てしまう。玉網を置いてまたやり取りする。
確か2回網に入れたと思うが、やはり出てしまいまた磯際の攻防が始まる。
45センチ枠、45センチ枠用の網。マダイなら問題ないんだけどなあ。
なかなか水面まで頭を持って来るのはこのタックルでは厳しいのだ。ルアータックルなら強引にできるのだが、なんせラインは10ポンド。シーバスどころかクロダイ用のリーダーより細いんだもの。
カメラで動画を撮っていた山本さんが「僕の網で入れてみましょうか」と。動画は切れるけれどいいですか?との声にお願いしますと。
彼の玉網は枠は50センチ以上と大きく網もサヨリを救うような目が細かい大きな網が付いているのだった。
自分で玉入れしないのならかなり楽だけれど、それでも頭を水面に出すのは大変だ。何度も回してさあ行くぞ!と一発で玉に収まった。
流石に魚の半分以上が入っている。僕が水際まで降りて玉枠を持って引き上げる。
ヨイショ!ビリッ!ズボッ!
へ?なんと網が細過ぎたのか古くなってたのか魚が重すぎたのかカメノテに引っかかったのか、網が破れてヒラマサ君はまた海の世界へ無事に戻ったのだった。
おいおいっ。また元の海に戻ったヒラマサ君はまた泳ぎ出す。玉網を通り越したハリスはまだ繋がっている。
つづく…
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