脳の三十一切片 2020-10-02 | 混線頭 人類の半分に見られ鬱になる満月は眠れエッシャーの家町中のピアノはいつもあの曲を弾く指は誰の指かを忘れて黄色の矢喉に潜り込む上を見る君の仕業だこぼれるミルク図書館にたどり着く道帰る道本が飲むのは一文字の空牛の背にいくつ書いたか丸の文字 泣いているよな聞こえぬよな学校はとうに壊れて夢の中下駄箱は暗く廊下は長くあの曲は忘れてしまいましたからごめんなさいと伝えてください日の出まえ月があんなに大きくて鳥の驚いて猫は知らん顔