夜道 2020-10-31 | 混線頭 灯りもない道を歩いていた。ずいぶん遠くまで歩き続けた。たった一人で歩きづづけた。誰かの歌が聞こえていた。とっても長い歌だった。言葉を全部使い切ろうと歌い続けているのだろう。灯りひとつない夜だった。灯りひとつない夜だった夜道をずっと歩いてた誰も歌っていなかった月は光っていたけれど灯りひとつない夜だった