ブルーバックス 現代人のための高校教科書「新しい高校生物の教科書」を、図書館への返却日が近づいたので急いで読んでいます。
図がふんだんに使ってあって、判りやすいと感じました。例えばATP(アデノシン3リン酸)の構造について、92pと98pに重複して載せてあります。普通だとこれだけページが近いと「92pの図2-2-8参照」とか書かれてしまって、めんどくさくて、ページをもどらないまま読んじゃうところです。
そういう意味でとっても親切な本だと感じました。
一部書評に「メンデルの法則が書いてない」とあるようですが、遺伝学を学んだ人間としては、あんなに綺麗に遺伝子が別れるわけはなく、友人から借りた本「背信の科学者たち」をパラパラめくっても、メンデルの交雑実験では、やはりかなりデーターの操作が行われたようです。
遺伝に関しては、以前会社の同僚が「子どもが妻と同じ血液型だから、妻に遺伝子の影響の方が大きい」と言っていて、それは誤解だと言ったのですが上手に説明できませんでした。
遺伝学について追加で書くなら、血液型について例えば「AB型とO型の夫婦の間にもO型の子どもが生まれる可能性はゼロではない」というような話が載っているといいなと思いました。
最先端の遺伝子治療などについても簡潔に説明してあって、面白く読みました。
結局全部読めないまま返却になりそうです。また、借りたいと思っています。
図がふんだんに使ってあって、判りやすいと感じました。例えばATP(アデノシン3リン酸)の構造について、92pと98pに重複して載せてあります。普通だとこれだけページが近いと「92pの図2-2-8参照」とか書かれてしまって、めんどくさくて、ページをもどらないまま読んじゃうところです。
そういう意味でとっても親切な本だと感じました。
一部書評に「メンデルの法則が書いてない」とあるようですが、遺伝学を学んだ人間としては、あんなに綺麗に遺伝子が別れるわけはなく、友人から借りた本「背信の科学者たち」をパラパラめくっても、メンデルの交雑実験では、やはりかなりデーターの操作が行われたようです。
遺伝に関しては、以前会社の同僚が「子どもが妻と同じ血液型だから、妻に遺伝子の影響の方が大きい」と言っていて、それは誤解だと言ったのですが上手に説明できませんでした。
遺伝学について追加で書くなら、血液型について例えば「AB型とO型の夫婦の間にもO型の子どもが生まれる可能性はゼロではない」というような話が載っているといいなと思いました。
最先端の遺伝子治療などについても簡潔に説明してあって、面白く読みました。
結局全部読めないまま返却になりそうです。また、借りたいと思っています。
サイエンス・カフェ札幌「今さら聞ける!?DNA」
http://dna-cafe.cocolog-nifty.com/costep/
追伸:実は私は週間金曜日の定期購読者でして、3年に一度最大長の購読料を振り込むのが私の数少ない道楽のひとつです。今後ともよろしくお願いします。
著者の方と、こんなにタイムリーに直接やり取りできるなんて、一昔前なら考えられなかったですよね~。
ネットの威力&ブログの威力を感じます。
金曜日読者という事は、私の投稿や投書も読んでいただいている可能性もありますね。チョッと照れます。
こちらこそ、「5号館のつぶやき」さんのブログの更新を楽しみにしています。
ただ、聞きかじりですが・・・・
血液型に関してAB型の遺伝子がまれにAとBではなく、減数分裂(卵子や精子を作るとき)でABとゼロに分裂して、ゼロという信号をもった遺伝子ができる事があるそうです。そのゼロ信号が相手のO型(これもある意味、血液型ゼロという信号)の遺伝子と一緒になったら、子どもの血液型はO型になるそうです。