鴻上尚史のエッセイ集「醒めて踊れ」にあった、
鴻上氏が、杉浦日向子さんから教えてもらった言葉。
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江戸の庶民は大晦日、除夜の鐘の音を聞きながら
今年出あった美味しい七つの味(七味)
五つの楽しかったこと(五悦)
今年出会って良かった三人(三会)
を、家族で話すのだそうです。
で、除夜の鐘が終わるまでに話す事ができたら、
「今年はいい年 . . . 本文を読む
遥洋子さんの記事
が面白かったので、ご紹介します。
しかし、ちょっと昔は4~5人兄弟がいて、中には一人くらいブラブラ勉強もせず働きもしない人がいたような・・・
北杜夫の「楡家の人々」にも、いました。
そういうブラブラしている叔父さんが甥っ子姪っ子の悩みを聞いてくれたりして・・
但し
昆虫のアリの話ですが。(また聞き&うろ覚えですけど)
100匹のアリがいたら、そのうち何匹かは働かないそうです . . . 本文を読む
古代ローマにおけるローマとユダヤの問題についての考察は、近現代ではとくに、ユダヤ側に立ってなされるものが多い。それを一言で要約すれば、自由を尊重するユダヤ民族が支配者ローマに対して執拗に反抗した歴史、ということになる。
(225P)
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ローマ人(と他の被支配民族)の考える「自由」とユダヤ人の考える「自由」が同じものではなかったのか。
(226P)
**** . . . 本文を読む
「パクス」とは外敵からの防衛だけで実現できるものではない。人々が安全な日常を過ごせてこそ、真の「平和」なのである。「パクス・ロマーナ」(ローマによる平和)とは、この両方の「パクス」を意味した。
(56P)
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ローマ人がはじめて街道をつくったのではない。しかし、街道は一本ではなく街道網として構成すれば、その機能もより高まることを考え実行したのはローマ人である . . . 本文を読む
経済人ならば政治を理解しないでも成功できるが、政治家は絶対に経済がわかっていなければならない、という一事である
(78P)
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自由と秩序は互いに矛盾する概念である。自由を尊重しすぎると秩序が破壊され、秩序を守ることに専念しすぎると、自由が失われる。だが、この二つは両立いていないと困るのだ。自由がないところには進歩はなく、秩序が守られていないと進歩どこ . . . 本文を読む
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このような状態になった(カエサルは北アフリカでポンペイウスに敗北。9000人の兵と40隻の船を失った)場合、人は2種に分かれる。第1は、失敗に帰した事態の改善に努めることで不利を挽回する人であり、第2は、それはそのままでひとまず置いておき、別のことを成功させることによって、情勢の一挙挽回を図る人であり。カエサルは後者の代表格といってもよかった。
(第6 . . . 本文を読む
ローマ人は、その中でもローマ人であることを強く意識するカエサルは、制約をことのほか重要視する。多神教のローマ人だから、紙との契約ではない。人間同志の誓約である。たとえ異人種でも対等の人間と認めるがゆえに、飼わされた誓いを信ずるのである。武士に2言はない、という言葉をもつ日本人のほうが、一神教的な契約に慣れた欧米人よりも、ローマ人が重要視した人間通しの誓約にこめられた心情をよりよく理解できるのではな . . . 本文を読む
話題だった本をやっと読みました。
「風が吹けば桶屋が儲かる」そのままに、シティーバンクに金融庁の監査が入ったら、日本放送の株が空中浮遊し始めて、ライブドアがその株を大量取得したという・・・ウソのような本当の話。
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掘江の原動力は、他に類をみないほど深く自分を愛することができる力にある。
(335P)
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複雑な地勢と数多くの部族が分かれて住むスペインではゲリラ戦法は効果を発揮しやすい。それに世紀軍は勝たなければ負けだが、ゲリラは負けなければ勝ちなのである。
(第3巻 197P)
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まるで、アフガニスタンとイラクの事が書いてあるようです。。。
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イエス . . . 本文を読む
塩野七生著「ローマ人の物語」を読み始めてしまいました。
老後の楽しみにとっていたのですけど、
近所の独立行政法人・某大学に本がそろっていて、大学生の貸し出しは少ないようで、いつでも好きな巻を借りられそうなので・・・
読み始めると、結構うなる言葉があるので、メモ代わりにここに写す事にしました。
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人間とは、食べていけなくなるや必ず、食べていけそうに思え . . . 本文を読む