硫黄島と棄民

年金生活、衰弱死救えず　広島 (中国新聞) - goo ニュース

今日、やっと録画していた「NHKスペシャル　硫黄島」を見ました。
硫黄島の戦いでは、日本政府に見捨てられた兵が、投降せずに次々と死んでいった様子を生存者が証言しています。
アメリカ公文書館での資料でも、悲惨な残兵との戦いが記録されています。

ワーキングプアといい、障害者支援法といい、上記のニュースといい、政府が作った膨大な借金によってきりすてられる人々と硫黄島の日本兵が重なります。

そういう意味では日本政府の体質は何も変わっていない。
だからこそ、今の日本国憲法の理念が必要です。
この憲法があって、こうやって見捨てられる人々がたくさんいるわけです。
これで「憲法改正」したら弱い人々は「自助努力」をエンエンと説かれるのでしょう。

私は日本に、そんな国にはなって欲しくありません。