週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

テレビをめぐって・・・モヤモヤしていたことを

2011-08-01 17:06:20 | 週刊金曜日
最近のテレビをめぐって
なんとなくモヤモヤしていたけれど
自分の中でまとまらなかった事について
この2つのブログがバシっと書いてて・・スッキリ

まずは
最近、「原発事故」&「日本国内の放射能汚染について」から
目をそらせたいからか
中国の高速鉄道事故について
「信じられない」「日本では考えられない事故」報道に
違和感があった点について

ヤメ蚊さんのブログ「中国高速鉄道事故を伝える日本のメディアは・・・」

以下、記事転載
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日本のマスメディアは、中国など外国政府に対するその国の市民の批判は報道するが、日本政府に対する日本の市民の反応は報道しない、ということがよくわかる。この報道しない、ということが、報道できないのか、報道するなと言われているのか、そういうことは、分からない。しかし、報道していないという事実が重要なのだ。

 中国政府の稚拙さを報道する今回の一連の日本のマスメディアの報道によって、図らずも、日本のマスメディアこそ、ゆがんでいることが明らかになった。

 日本のマスメディアは正確な情報を伝えている、と信じている人が身近にいたら、ぜひ、今回の報道を題材に議論をしてほしい。

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さらに、あやしい学説をテレビで紹介しつつ
最後にテロップで「あくまで番組で紹介したのは・・・・」と
文字で表示してごまかしてる「ほんまでっかテレビ」などについて
これまたバシっと書いてあって、納得。

スタンダード反社会学講座 7月28日の記事

以下、記事転載
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科学者や心理学者や経済学者、もしくは各分野の評論家を名乗る連中が、まだろくに検証もされてない新説・珍説を、さも学界公認の真実であるかのように吹聴する新手のオカルト番組が、やたら増えたように思います。
 その手の「珍説披露番組」では、「番組で紹介したのはひとつの説であり、真偽は視聴者のみなさんで判断してください」みたいないいわけをしていることが多いのですが、そんなんで責任をすべて視聴者に丸投げできるなら、無法地帯ですよ。
 だったら、数年前に問題になって打ち切られた『あるある大辞典』だって、「納豆でやせるというのはひとつの説なので、視聴者の責任において実行してください」とテロップを出せば許されたことになっちゃいます。ていうか、テレビ局はあの一件からまちがった教訓を得たようです。つまり、「怪しいことは確認がとれるまで放送しない」のでなく、「怪しいことも一学者の仮説とことわって放送すれば問題ない」と都合よく解釈することにしたんですね。

(中略)

百歩譲って、ひとつの説とことわった上で新説を紹介するにしても、その根拠は示さないといけません。どういう実験や研究の結果こういう説が出たんですよ、みたいな具体的な説明がなく結論だけをいったのでは、検証も反論もできません。私も著書で社会現象などの独自解釈やふざけた意見を披露することは多々ありますけど、どういう資料やデータにもとづいているのかを明らかにした上でふざけてます。マジメにふざけてるんです。

 テレビはエンターテインメントなんだよ、シャレなんだよ、検証だの解説だの、たるいことやってたらつまんなくなるだろうが、という意見もまちがってます。
 いまから思うに、『トリビアの泉』って、とても良心的な番組でした。どんなくだらないことでも、「実際に、やってみた」といってバカバカしいくらいにお金をかけて実験してました。トリビアそのものよりも、その検証過程をエンターテインメントにして高視聴率を獲得していたわけです。

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はあ。。。
スッキリ!

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