週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

関西テレビ50周年記念ドラマ「トライアングル」・・追記あり

2009-01-17 20:18:12 | Weblog
きら星のような出演者テンコモリのドラマ
関西テレビ50周年記念ドラマ「トライアングル」

以下・・ネタばれあり

第1回から・・どうも面倒な感じのドラマだと思っていましたが
第2回を見て、その理由がわかりました。

あまりに登場人物が多く、誰に感情移入して観たらいいのかが
判らなかったから、イマイチ第1回の内容が頭に入ってこなかったんだ。

主人公らしき男性は、子どものころに同級生の殺された現場に遭遇し
兄から「時効15年が過ぎるまで、待てば良いといわれ・・」
時効が過ぎて、なぜか医師からインターポールの刑事に、仕事を代わり

主人公かもしれない女性は、なぜかパリでこの男性と会い
どうやら、殺された同級生と同姓同名のようで・・・

この男性主人公が犯人なのかさえ第1回では不明なまま
いろんな登場人物が次から次へ出てきて
誰に焦点を当ててみれば良いのか?混乱させられたので
「なんだか面倒クサそうな、ドラマだな~」という感想になったのでした。

たとえ殺人の犯人が主人公だとしても
視聴者がその犯人に感情移入できれば
なぜ殺すハメになったのか?どうやって逃げるのか?など
主人公に寄り添ってみることができますが。

日本の今のドラマのように
「全10回」とか「全11回」程度では・・・
海外ドラマのような、複数主人公のドラマは難しいと思います。

で・・・・
朝日新聞西部版では、テレビ評でトコさんに
「あまりに人物関係が複雑で原作本を買っちゃった。もうドラマは観ないと思うな~」なんて書かれちゃいましたね。

******* 追記 ********
第1話で、エグヨウ演じる男性が女性のUPにしている髪の飾りを勝手に取って、「この方がサチって感じ」
ゲッゲッとなる、気持ち悪いシーンがありました。
30近い、絵を描いて個展を開こうかと言う、自分の美意識もってる女性に対して、なんという失礼なふるまい。

こういう70年代なシーンを流すから、世の中に勘違い男が増えるんだ。

光源氏のように、知性も教養もある男が幼女を教育するならまだしも。
ヒギンズ教授でさえ、原作では教育した相手の花売りに捨てられるっていうのに。

世の中の男性諸君。
女性の髪飾りを勝手にとったりしては、相手を怒らせるだけすから、くれぐれもご注意を。

ちなみに、このドラマの脚本は水橋文美江さん、演出は三宅貴重さん。

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