日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース
なるほどね・・・・
確かに、東電の情報開示には不満がいっぱいありますが
だからといって、海外の報道をウノミにするのも問題のようです。
以下、一部の記事転載
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番組では「MITの専門家」を毎日呼んで、福島第一原発の情勢について「専門家」としてコメントをさせていました。この人は時にかなり興奮した様子で「大変だ、これは大変なことだ」とまくしたてていたので、ドキドキしながら観ていた私自身も少なからずダメージを受けました。なのにしばらくして経歴を調べてみたら、この「MITの専門家」は原子力発電や原子物理学や放射線学の専門家ではなく、国際政治・米国政治で学位をとっている核戦略や核交渉の専門家だったことに気づき、私はまた別の意味でダメージを受けたものです。ネットでよく使われる「orz」の意味をご存知でしょうか? 「o」を人の頭だとすると、前に倒れ伏して脱力している人の姿に見えませんか? まさに気づいた時の私の姿です。この人の言っていた内容が間違いだったかどうかというより、それすら判断できない私のような素人視聴者に向かって、その分野の専門家でない人が「専門家」として発言しないでほしいという、正直な思いからです。
いずれにしても、そういう状態がCNNでも続き、そのせいもあってかアメリカでは(薬局で一般人が買えるため)ヨウ化カリウムのパニック買いが起き、同じCNNで今度は「アメリカへの影響はほとんどありませんから。いまアメリカでヨウ化カリウムを飲んでも役に立たないどころか副作用が懸念されます」と注意喚起し火消しに走る始末です。
つまり、これもやはりCNNで観たのですが、ハーバード大メディカル・スクールの放射線学教授ジェイムズ・スロール氏が「多くの人にとって放射能は神秘的なもので、よくわからないもの。それだけにパニックが起きやすい」と話していた、まさにその通りの現象です。パニックしているのは読者だけでも視聴者だけでもなく、テレビ局側も、そこに出演する分野違いの「専門家」もしかり。
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しかしその一方で、国中に何百・何千人と記者をおいている日本の新聞と違って、定常的に日本を取材しているのは良くて数人という海外メディアの情報は、それはそういうものと割りきって見る必要があります。「Fukushima 50」の扱いもそうです。加えて、原発事故について「日本政府や東京電力はきちんと説明していない」という指摘については、もちろん私も東京電力の説明が十分だったなどと言うつもりはこれっぽっちもありませんし、様々な対応のまずさや安全確保に対する姿勢の問題点が今後次々と指摘されていくでしょう。だからといって日本政府がこの危機に際して国民に必要な情報を何も公表していない、あらかた隠しているなどと断定するのは、性急すぎるのではないかと思います(そう断定していた、とある記者に根拠を尋ねたら、すでに政府が公表しているデータを知らなかっただけということもありました)。
それに震災取材をしている海外メディアの場合、上述したような(初めて日本に来た)スター記者たちを筆頭に、まずその記者が、1)日本語が分かるのか、2)日本語が分かるとしても、日本の役所や日本の大企業に特有の記者会見スタイルに慣れているのか、日本での取材経験はどれくらいあるのか——などが、その人の情勢把握能力に大きく影響すると思います。定常的に政府や企業を深く取材し有力なネタ元をたくさんもつ敏腕記者は、日本の外国メディアにも勿論います。その一方で日本人だって、霞ヶ関をあまり取材したことのない記者は、中央官庁の会見スタイルやそこで使われる表現に最初は戸惑うものです(たとえばその昔の私)。中央官庁や大企業による情報の出し方が優れているなどと言うつもりはありません。けれども提供されている情報を受け取って適切に消化できるかどうかには、個々の取材技術の問題も関係してくる。まして取材する側の知識や冷静さも大きく問われてくる。ひいては個人としての人間性も問われてくる。(日本人記者に時折みられる)記者会見で発表する側を罵倒したり嘲笑したりするなど、最低の姿勢です。
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なるほどね・・・・
確かに、東電の情報開示には不満がいっぱいありますが
だからといって、海外の報道をウノミにするのも問題のようです。
以下、一部の記事転載
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番組では「MITの専門家」を毎日呼んで、福島第一原発の情勢について「専門家」としてコメントをさせていました。この人は時にかなり興奮した様子で「大変だ、これは大変なことだ」とまくしたてていたので、ドキドキしながら観ていた私自身も少なからずダメージを受けました。なのにしばらくして経歴を調べてみたら、この「MITの専門家」は原子力発電や原子物理学や放射線学の専門家ではなく、国際政治・米国政治で学位をとっている核戦略や核交渉の専門家だったことに気づき、私はまた別の意味でダメージを受けたものです。ネットでよく使われる「orz」の意味をご存知でしょうか? 「o」を人の頭だとすると、前に倒れ伏して脱力している人の姿に見えませんか? まさに気づいた時の私の姿です。この人の言っていた内容が間違いだったかどうかというより、それすら判断できない私のような素人視聴者に向かって、その分野の専門家でない人が「専門家」として発言しないでほしいという、正直な思いからです。
いずれにしても、そういう状態がCNNでも続き、そのせいもあってかアメリカでは(薬局で一般人が買えるため)ヨウ化カリウムのパニック買いが起き、同じCNNで今度は「アメリカへの影響はほとんどありませんから。いまアメリカでヨウ化カリウムを飲んでも役に立たないどころか副作用が懸念されます」と注意喚起し火消しに走る始末です。
つまり、これもやはりCNNで観たのですが、ハーバード大メディカル・スクールの放射線学教授ジェイムズ・スロール氏が「多くの人にとって放射能は神秘的なもので、よくわからないもの。それだけにパニックが起きやすい」と話していた、まさにその通りの現象です。パニックしているのは読者だけでも視聴者だけでもなく、テレビ局側も、そこに出演する分野違いの「専門家」もしかり。
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しかしその一方で、国中に何百・何千人と記者をおいている日本の新聞と違って、定常的に日本を取材しているのは良くて数人という海外メディアの情報は、それはそういうものと割りきって見る必要があります。「Fukushima 50」の扱いもそうです。加えて、原発事故について「日本政府や東京電力はきちんと説明していない」という指摘については、もちろん私も東京電力の説明が十分だったなどと言うつもりはこれっぽっちもありませんし、様々な対応のまずさや安全確保に対する姿勢の問題点が今後次々と指摘されていくでしょう。だからといって日本政府がこの危機に際して国民に必要な情報を何も公表していない、あらかた隠しているなどと断定するのは、性急すぎるのではないかと思います(そう断定していた、とある記者に根拠を尋ねたら、すでに政府が公表しているデータを知らなかっただけということもありました)。
それに震災取材をしている海外メディアの場合、上述したような(初めて日本に来た)スター記者たちを筆頭に、まずその記者が、1)日本語が分かるのか、2)日本語が分かるとしても、日本の役所や日本の大企業に特有の記者会見スタイルに慣れているのか、日本での取材経験はどれくらいあるのか——などが、その人の情勢把握能力に大きく影響すると思います。定常的に政府や企業を深く取材し有力なネタ元をたくさんもつ敏腕記者は、日本の外国メディアにも勿論います。その一方で日本人だって、霞ヶ関をあまり取材したことのない記者は、中央官庁の会見スタイルやそこで使われる表現に最初は戸惑うものです(たとえばその昔の私)。中央官庁や大企業による情報の出し方が優れているなどと言うつもりはありません。けれども提供されている情報を受け取って適切に消化できるかどうかには、個々の取材技術の問題も関係してくる。まして取材する側の知識や冷静さも大きく問われてくる。ひいては個人としての人間性も問われてくる。(日本人記者に時折みられる)記者会見で発表する側を罵倒したり嘲笑したりするなど、最低の姿勢です。
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