週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

「戸主」制度のなごりが・・・

2007-01-25 19:28:04 | 週刊金曜日
民法772条:離婚後の妊娠も「前夫の子」 事実曲げる法

昨年1年間に結婚した夫婦の4分の一が「再婚」だそうです。
しかし、離婚後300日以前に生まれた子どもは前夫の子という明治時代の規定がまだ生きています。

まあ、設定当時の明治時代だったら、
*妊娠検査もちゃんとできなかった。
*前夫の所有物として、お腹の中の子供をとりあげる。
*出戻った(死語!)女性が子どもを前夫に託して、身軽になって別の男性と結婚するため
*三下り半された女性の、お腹の中の子どもの前夫に対する財産権を認める。
それなりの意味のある制度だったのでしょうが

もう21世紀だし~
妊娠してるかどうかの検査も簡単だし~
どちらかというと別居から離婚成立までの帰還の方が長くかかる訳で。

「昭和」どころか「明治」19世紀の遺物は、いいかげんに法の場から退場してもらいましょう。
憲法改正よりも、教育基本法改正よりも、共謀罪よりも、切迫した問題ですよ!

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3 コメント

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本当に! (ima)
2007-01-25 19:43:14
本当にその通りですよね!

折角今日から国会が始まったことだし、すぐにやって欲しいですよね。
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コメントありがとうございます (habichan)
2007-01-26 09:27:38
imaさん、コメントありがとうございます。
夫婦別姓にしても、全く審議されるケハイもなく。

政治って、いつまで昭和を引きずっるんでしょう・・・・・
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Unknown (ゆうか)
2007-01-28 13:42:16
柳沢厚生労働大臣が「女性は子どもを生む機械」と述べたそうで。
いまだにそう思っていから、平気で離婚後も前夫の子と決め付ける。
つまり彼らにとっては、産んだ女性の人格なんかどうでもいいのですよ。
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