週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

「孤独死」と「自宅でのみとり」の違いはどこに?

2008-01-18 00:03:40 | 週刊金曜日
つい最近は「孤独死」を減らそうなんていうニュースがあったのに
孤独死について

今日は
「国の在宅死4割目標は不可能」

これって・・・矛盾以外のなにものでもない。
独居老人が増える→家で、ひっそりと病死→孤独死→これは防ぎたい
病院での老人の長期入院を減らしたい→家で看病して自宅で死んでください→これは増やしたい

この2つを同時に満たす「解」って・・・
本当にあると思っているのか?厚労省

日本の官僚って・・・
どの役所も政策に一貫性がない。

孤独死の何が問題なのか?
私にはいまひとつわかりません。

「孤独でない死」なんてあるのかしら?
たとえ事故や事件でで亡くなったとしても、
死ぬ人にとっては、一人で死ぬことには
かわりはないのではないか?と思ってしまいます。
親しい人々に手を握られて、苦しまずに息を引き取る。。
それが幸福(?)な死に方が理想という事でしょうか?
そんな幸福(?)な死に方ができる人って
今の日本で、いったい何人いるでしょう?

逆に、そういう死に方するには
ガンとか、死ぬまでの余命がはっきり判る病に
かかっている人っていう事で・・
そこにいたるまで長い間、「自分の死への恐怖」に
さらされる訳で・・・

どっちの死に方にするか
厚労省にその目標値まで定められて・・
私は、なんて不幸な国に住んでるんだろう・・・と考えました。

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