週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

平和ボケに対する反論

2007-03-07 16:30:58 | 週刊金曜日
「平和ボケ」とののしる人への、すばらしい反論を見つけました。
玉木正之公式WEBサイト 3月4日の日記

以下、無断転載(スミマセン)
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《日本の平和憲法は確かにアメリカの都合で作られた。しかしそこには人類の理想がある。私とてアメリカ・ロシアの軍事力や中国・朝鮮の核武装を含む軍備増強には脅威を覚えている。しかしだからといって防衛という名で「戦争のできる普通の国」を目指すというのでは、人類史を後ろ向きに歩むだけである。沖縄や広島・長崎を思い、平和憲法に共感を抱く人々を「平和ボケ」と揶揄しているのは、もはや自分や家族が徴兵制にひっかかる恐れがない地位を築いたか、軍需産業によって大きな儲けが期待できる人々である。防衛だろうが侵略だろうが戦争は経済行為なのであり、結局は「お金儲けのどこが悪いんですか」とうそぶく資本主義の申し子的連中が戦争をしたがるのである。そういう輩が口にする「国益」「国際貢献」とか「国家の品格」などと言う言葉ほどいかがわしいものはない》以上・森安孝夫『シルクロードと唐帝国』の序章より。この『興亡の世界史』はどの巻も(まだ全20巻中4巻しか出てないが)素晴らしい。ひょっとして戦前の大日本雄弁会講談社の反省の上に立った企画か?そういえば『日本の歴史』全26巻も(とりわけ第00巻の網野善彦『「日本」とは何か』は)素晴らしかった。文藝春秋社の社員(編集者)こそ読むべきやな。
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やはり、戦争って一部の人間の利害によって始まるものだと思います。
中国の軍事費が増大していると騒いでいますが、他国に蹂躙された歴史を持つ国が自前で防衛するのを避難する資格が日本にあるのでしょうか?
しかも日本の軍備は自前+在日米軍。

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