週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

「パニックルーム」

2008-04-28 09:53:06 | 週刊金曜日
昨日、地上派で放映された映画「パニックルーム」を観ました。
(以下、ネタバレあり)

なかなか良くできた映画でした。
強盗から身を守るためのパニックルーム。
前半は主人公とその子どもはパニックルームに入って、外にいる強盗との攻防。で
後半は、子どもの薬をとりに主人公はパニックルームの外に出てしまい、体調が悪化した子どもが残るパニックルームへ強盗が閉じこもられる。

強盗の仲間割れもあり、強盗犯の中で、黒人が人を傷つけないようにし、やたらと銃をふりまわすのが白人というのも、時代の流れを感じます。
しかし、ラスト。白人強盗が主人公の頭にハンマーを振り下ろそうとして、黒人強盗に射殺されるシーンは疑問。
白人強盗を殺すとハンマーは主人公の頭に落ちるって方が普通なのに、映画では微妙にハンマーは主人公の頭をずれて横に落ちる・・・
黒人犯人は白人犯人を撃ち殺すよりも、ハンマーをとりあげる方が、より安全で確実に主人公を救えると思うんですが・・・

「銃さえあればOK」というメッセージを感じてしまいました。

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