GC生協ワーカーの悲惨な立場

GC生協のワーカー制度はひどい身分差別です。

育児ワーカーや介護ワーカーは、単独で利益が出るものではないので、生協の助成のもと、自分達で出資するというのは理解できます。私がどうしても納得できないのは、個配ワーカーと店舗ワーカー。

個配ワーカーとは、（班利用ではなく）個人利用の組合員に商品を配達する仕事をしています。店舗ワーカーはGCのお店を運営しています。しかし、どちらも（班配達をするのが正社員に対して）パートの待遇さえしていません。
GC生協の正社員は男性ばかりで、労災・失業等各種手当てあり。それに対して個配ワーカー女性ばかり。「自分達で組織を作って、GCから配達業務を委託してもらっている」という立場。メンバーの誰かが犠牲になって「代表」となり、労災・失業保険へ加入しないといけません。
なぜGC生協は「パート」「アルバイト」採用にしないのでしょうか？保険半額負担さえいやがっているとしか思えません。

自主組織だからといって、GC生協以外の商品やチラシを配布する自由があるかというとそうではありません。店舗も、GCが開店資金を出しています。立地の良し悪しでワーカー組織の利益も違ってきます。NOといえる自由はありません。

ものすごい露骨な性差別・身分差別です。