週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

8月30日、国民審査も忘れずに

2009-08-19 08:09:05 | 週刊金曜日
8月30日。
「政権選択」だの「政策選挙」だの語句が踊っていますが
最高裁長官および裁判官の国民審査も行われます。

これは投票用紙に不信任の場合×を表記しますが
空欄のままだと「信任」と判断されます。
だから、これまで一人も罷免された裁判官はいません。
でも、これも大切な国民の権利です。

選挙公報で各裁判官の判決の解説のようなものが配布されますが
便利な世の中ですね、ネットで見ることもできます。
「Y!衆院選挙2009 国民審査」

天木直人氏のブログ「今回の総選挙では政権交代よりも重要なことがある」

知り合いからもメールが来ました。
「最高裁判所の判事の竹内行夫(元外務官僚で天木直人を首にし、イラク戦争に協力した。最高裁判所判事に天上がりした)と竹崎博充(裁判員制度を推し進めた)に×をつけようという運動に協力しています。広めていただければ幸いです。二人とも”竹”で始るので、竹はカケと覚えていただければ。 」

で、私は追加として、御殿場事件(被告の少年のアリバイが証明されたら、いきなり検察は犯行日を変更し、それが裁判で許され、かつ新たな犯行日時は現場に台風が最接近したにもかかわらず、被害者の衣服はまったく濡れていなかった。それでも裁判官は雨が降らなかった可能性があったと、少年たちが有罪となった)桜井 龍子氏にも×をつけたいと思います。

ザ・スクープ 2005年12月18日報道
テレビ朝日「ザ・スクープ」
↑2009年3月9日放送で「御殿場事件第3弾 追跡!疑惑の「雨量ゼロ」捜査報告書に重大疑惑 」を見てください。

竹と桜に×を!

国民審査の結果は、新聞の選挙結果報道のスミッコに報道されています。

ところで、
この記事の内容は「公職選挙法違反」になるのかしら?
選挙じゃなくて、国民審査だから関係ないですよね?

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2 コメント

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Unknown (冥王星)
2009-08-19 13:45:25
はじめまして・・・・

正しい国民審査の知識を提供すれば、
国民審査では、×という不信任(罷免)しか表記できません。
○は国民審査では正式には意味を為しませんので、

>これは投票用紙に○・×を表記しますが

はNGです。

次に、裁判官の審査する国民審査は憲法規定・最高裁判所法に基づいているものです。
では、同法では、裁判員制度や政治的案件の裁判官個人の責任を問うことに正当性があるでしょうか?

 裁判所法41条には
第四十一条(最高裁判所の裁判官の任命資格) 最高裁判所の裁判官は、識見の高い、法律の素養のある年齢四十年以上の者の中からこれを任命・・・とのみ書いてあります。憲法79条からも裁判官の独立性を鑑みて、
法の番人として立場(裁判官)としての司法判断に関してのみ責任を負わせるべきでしょう。

 つまり、裁判官は裁判所における活動のみの責任だけを要請されるべきでしょう。

 したがって、第二次湾岸戦争(イラク戦争)・裁判員制度などの問題に司法で争っていない以上は、それを動機にして罷免することに正当性はないといえるでしょう。

 国民審査の記事は、公職選挙法の所轄ではありませんが、選挙です。
 それは、中央選挙管理会が取り仕切り、公職選挙法規定の名簿に従って、投票が行われるからです。

 
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ご指摘ありがとうございました。 (habichan)
2009-08-19 18:59:12
冥王星さま

誤りのご指摘ありがとうございました。
修正させていただきました。
二重線で消すなどの表記ができれば
どのように誤っていたのか表示できるのですが
上手くできませんでしたので、修正のみとなりました。

なんども国民審査に参加しているのに
4年たつと忘れてしまいます。
もうちょっと手を抜かずに調べてから書けばよかったと反省しています。

ありがとうございました。
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