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<福井・敦賀原発>立地不適も 破砕帯、活断層連動の恐れ

2012-04-25 20:02:18 | 週刊金曜日
日本には「原子力発電所」を作れる場所は

ない

ということで・・・

以下、毎日新聞より
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<福井・敦賀原発>立地不適も 破砕帯、活断層連動の恐れ
2012年4月25日(水)13:00

 経済産業省原子力安全・保安院は24日、日本原子力発電敦賀原発1、2号機(福井県敦賀市)直下の岩盤にある「破砕帯」という古い断層が直近の活断層と連動して原子炉に影響を与える可能性があるとして、原電に追加調査を指示した。国は、地震を発生させうる活断層や連動して動く断層の直上に原子炉など重要な建物を設置することを認めておらず、立地場所として不適格と判断されれば廃炉となる可能性もある。

 敦賀原発の敷地内には、原子炉建屋の東側に延びる活断層「浦底断層」があり、原発の直下などにも破砕帯が150~160本確認されている。原電は破砕帯について、「浦底断層が動いた場合も連動しない」と主張し、耐震設計上の考慮に入れてこなかった。

 しかし、地質の専門家らが連動の可能性を指摘。同日、保安院の「地震・津波に関する意見聴取会」の委員4人が現地調査に訪れ、原子炉建屋の西側にある破砕帯「D―14」の斜面に露出した部分などを調べた。

 委員の遠田晋次・京都大准教授は「D―14などが浦底断層の動きに誘発されてずれる可能性がある。詳しく検討する必要がある」と指摘。杉山雄一・産業技術総合研究所主幹研究員は「活断層のように振る舞う破砕帯であることを否定できない」と話した。D―14は原子炉建屋の直下を通らないが、直下を通る複数の破砕帯が連動する可能性もあるため、保安院が調査を求めた。

 福島第1原発事故を受けて保安院は昨年11月、破砕帯が活断層と連動するか調査するよう原電に指示。原電は今年2月から調査を進めている。【柳楽未来】

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