週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

津波の多くの犠牲者の影で、こんな事件が

2012-04-21 14:58:49 | 週刊金曜日
大震災崩落、コストコ13人死傷 設計ミス立件へ 業過致死傷容疑で 警視庁(産経新聞) - goo ニュース

津波の大きな犠牲者のかげになっていて
こういった事故(事件)があったのを
私は全く知りませんでした。


設計ミスだとしたらきちんと責任をとっていただかないと
亡くなった方がうかばれません。

以下、記事転載
*************************

大震災崩落、コストコ13人死傷 設計ミス立件へ 業過致死傷容疑で 警視庁
2012年4月21日(土)07:58
 東日本大震災で、東京都町田市の大型スーパー「コストコ多摩境店」の立体駐車場用のスロープが崩落し、2人が死亡、11人が重軽傷を負った事故で、スロープなどに耐震強度上の設計の欠陥があり、崩落を招いた疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は業務上過失致死傷容疑で設計士らを立件する方針を固めた。東日本大震災をめぐる建物の倒壊や崩落事故で刑事責任が追及されるのは、初めてのケースとなる。

 スロープについては建築基準法で、震度5強程度でも損傷がほとんど発生しない設計を求められるが、震災当日、震度5弱で崩落している。建物は平成14年の完成で老朽化していなかったとみられることから、捜査1課は、基本的設計や耐震強度の計算段階で崩落の可能性を予見できたにもかかわらず、設計が不十分なまま建物が施工に移され、崩落したとみている。

 捜査関係者によると、捜査1課の検証の結果、2階部分が駐車場になっている店舗の耐震強度は、外壁に沿って設置されたスロープに比べて低かったことが判明。震災の際、揺れ方が大きく違った結果、接合部に破断が生じ、スロープが崩れ落ちた可能性が高いことが分かった。

 また、14年1月に町田市に提出された建築確認のための設計図では、スロープと、店舗2階と屋上の駐車場をつなぐ出入り口3カ所の床が一体の構造とされていたが、実際には排水溝が設けられ、数センチの隙間があったことも判明。捜査1課は、この構造も崩落の一因になったとみて、市に提出された設計図と、実際の設計・施工が異なっていた経緯についても調べる。

 市側によると、施工までに設計を変更する申請はなく、建物の建築状況を確認する中間検査や、完了検査などの際も、変更に関する説明はなかったという。

【用語解説】コストコの駐車場スロープ事故

 昨年3月11日の東日本大震災の際、東京都町田市小山ケ丘のコストコ多摩境店で、鉄骨2階建て店舗の2階部分にある駐車場の外壁に沿って設置されたスロープ下部の梁(はり)と、両脇で支える支柱の接合部が6カ所破断。スロープが崩落し、車で来店していた川崎市麻生区の長沢●一さん=当時(74)=と妻の洋子さん=同(66)=が死亡するなどした。

********************

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。