昨日は知り合いに誘われて吾妻線へと行ってきました。
当ブログ初の(といってもそんなに投稿数多くないですが)電車ネタになりますね。
高崎線沿線で育った私にとって211系は非常に馴染みのある電車で好きな形式の一つでもあります。2014年3月に高崎線から撤退してしまいましたが編成短縮の後、2016年頃より上越線や信越線、吾妻線といった高崎地区のローカル線で再び走り始めています。
少し姿を変え今でもこうして湘南帯を纏う211系が見られるのはとても嬉しいですね。
撮影のスタートは早朝の長野原草津口駅から。
この駅は草津温泉の玄関口となる駅で吾妻線では渋川に次ぐ主要駅でしょう。
そしてこの駅には4本の夜間滞泊も設定されています。入場券を買って構内に入るとホーム横の側線に1本と留置線に2本の211系が。
211系3本しか居ませんが1本は5時台の始発列車で既に出てしまっています。
長野原始発の2番列車、522Mとなる編成が入れ換えを開始。
この日の充当はクハの運転台窓下が日焼けしているのが特徴的なA10編成。
ここでこの編成を引き当てるとは幸先良いスタートになりそうです。因みに1576M回送というのは前日の運用になります。長野原草津口の滞泊編成4本のうち2本は前日の万座・鹿沢口行きに充当された編成なので万座・鹿沢口よりここまで回送されて来ます。
522M発車後今度は別の編成が入れ換えを開始。
こちらは霜取り用のパンタグラフが増設されたA37編成。
この編成は長野原始発の営業列車では無く大前始発の526Mに充当する編成。
ホームに据え付けた後、回1571Mとして大前へ出発していきます。
霜取りパンタを増設した211系A31〜34・36・37編成と非搭載のA編成は運用が分けられており冬季は基本的に固定運用となります。
長野原草津口からのそれぞれの方面への始発となる520M及び回1571Mには霜取りパンタ搭載の編成が充当されます。
回1571Mの発車後もう1本の211系が動き出します。
こちらは万座・鹿沢口始発の524Mに充当される編成。こちらも先程と同じくホームに据え付けた後、回1573Mとして万座・鹿沢口へ。
この日はA3編成の担当でした。
なかなか見応えのある入れ換え作業でした。早起きは三文の徳ならぬ三本の徳ですかねw
回1573Mを見送り我々も移動します。
雨は羽根尾を過ぎた頃から雪へ。
万座に着いた頃は本降りの雪に。
幻想的な風景の中を大前始発の526Mが行きます。
211系と雪の組み合わせ、なんか違和感しかないです。
大前行きの普通列車。こちらはA9編成。
高崎に所属する211系A編成で国鉄時代に製造された編成はA2/A3/A9/A10の4本しかいないのですがその内3本を見たことになります。
6両固定となるC編成には国鉄車がいっぱい居るのですが一部駅のホーム有効長の関係で吾妻線への運用が無く残念です。
もちろん大前まで追っかけ。
雪の大前に停車する211系、かっこいいです。
大前駅は1日4本しか電車が来ない秘境駅として取り上げられる事があります。長野原草津口(当時は長野原駅)〜大前間は嬬恋線として鉄建公団が建設した区間になります。大前から先長野方面への延伸も計画されましたが国鉄の資金不足、採算性、浅間山の影響による地熱問題等で計画が頓挫し今の大前駅に至ります。
駅周辺もご覧のように真っ白。
色々散策してるうちに踏切が鳴りA9編成は1人の乗客を乗せ新前橋へ。
雪景色の中を走る211系も良いものですね。
長くなりそうなので今回は一旦ここまで。
後日続きの②を投稿したいと思います〜。