はこのころころ日記

タイトルの通り日々の日記代わりにしています。
他愛もない話や、時々愚痴っているブログです。

シャボン玉とんだ宇宙までとんだ

2020年02月18日 | 映画、ドラマ、舞台
先日観に懐かしい舞台を、
観に行ってきました。
『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』

これは音楽座と言う劇団の、
オリジナルミュージカル。
「オリジナルミュージカルの最高傑作」
なんて言われて紹介されてたことも、
度々あったぐらいの秀作。

初演は1988年、今から32年も前。
私が初めて観たのは、
2年後の1990年で、
初の全国公演・・・だったのかな?
以前このブログでも書いたけど、
他のミュージカル(翻訳もの)のチケットを買ったら、
招待状をもらったから観に行ったの。
それまでのミュージカルと言えば、
ブロードウェイの来日ものや、
翻訳ものがほとんどで、
それ以外は子供向けの作品。
そんな時代だったんだよね~。
だからオリジナルミュージカルなんて、
どんなものか想像もできなかったけど、
単純に「タダだから行ってみよ~」
て行ったら見事にドツボにはまった(笑)
ミュージカルなんて、
映画でしか見たことなかったし、
ましてや日本産のミュージカルなんて、
期待もしてなかったけど(ごめんなさい!)
す~っと引き込まれて、
終わったら涙でグチャグチャ。
人生にそんなに悩んでなかった(笑)
お子ちゃまだった当時の私でも、
お芝居を見て感動するとか、
涙を流すことのできた作品。
今回の『シャボン玉~』で、
主演をされた井上芳雄さんや、
数多くの舞台で活躍されている、
濱田めぐみさんや福井昌一さん、
その他にも、
この作品を見て舞台を志した人がいるくらい、
多くの人々に影響を与えた作品。
その後も上演されるたびに、
各地に観に行ったけど、
残念なことに音楽座は、
1996年に解散してしまって、
私がこの作品を最後に見たのは、
1993年の東京芸術劇場の公演。
解散後はRカンパニーが引き続き上演してきたけど、

今回は外部(東宝)の企画公演で、
初演当時出演していた元音楽座の人達や、
元劇団四季、元宝塚と、
第一線で活躍される方々が集結して、
上演されたんです。
あれから27年も経ったけど、
やっぱりこの作品は素晴らしくって、
心を温かくしてくれる作品でした。

売れない作曲家の悠介と
すりを生業とする少女のお佳代の、
宇宙を超えたラブストーリー!

すっごく大雑把なストーリーだけど(笑)
主役の悠介が、
“ミュージカルの貴公子”井上芳雄さんで、
佳代が元宝塚の咲妃みゆさん。
初演時の佳代役は
今回は別役で出演された土居裕子さん。
だから私の中の佳代は裕子さんだけど、
咲妃みゆさんのお佳代も可愛かったぁ。

時代背景は変わりなかったから、
携帯(スマホ)もなくってテレビはブラウン管。
ワンレンボディコンな人出てくるし(笑)
宇宙船でおばあちゃん盛り上る(爆)
もう笑いっぱなし。
でも、ミュージカルナンバーを聞くと、
涙が止まらなくなっちゃって大変!
正直言うとオバーチェアで涙腺崩壊(笑)
特にメインナンバーの《ドリーム》は、
しっかり観たいのに、
涙がダーッ(笑)で見えないよ~。
音楽聞くと歌詞が思い出されて、
自然と口ずさんでしまってた。
カーテンコールでもう一度、
《ドリーム》が出演者全員で歌われたら、
な、なんと裕子さんが一部ソロで歌唱!
またまた号泣でした。

この作品を蘇らせてくれた東宝さん、
主演のお二人はじめとするカンパニー、
そして土居裕子さん。
素晴らしい作品をありがとうございます。
『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』は、
私にとって“心のブレンド”です。













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