77年目の夏 原爆祈念日

今日の広島はどんよりとした雲が、

夏空を蔽う朝でした。

77年前の朝は青空の広がる、

夏らしい暑い朝だったそうです。

街の人々はいつもと同じ朝を迎え、

仕事に行くお父さん、

家で家事をするお母さん、

勤労奉仕に行く学生、

8時過ぎまでは何気ない風景でした。

でも、8時15分に世界で初めての原子爆弾が、

広島市の上空で爆発し、

一瞬にして焼け野原にしてしまい、

お父さんもお母さんも学生さんも、

大切な命を奪われてしまいました。

この悲劇を忘れないよう、

そして二度と繰り返さないよう、

犠牲になった人たちに誓い、

祈りをささげています。

この世界から核兵器がなくなり、

戦争が無くなる日まで、

ヒロシマ、ナガサキは、

祈りを続けていきます。